約 3,104,692 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3721.html
どうぶつの森e+ 【どうぶつのもりいーぷらす】 ジャンル コミュニケーションゲーム 対応機種 ニンテンドーゲームキューブ 発売元 任天堂 開発元 任天堂、エスアールディー 発売日 2003年6月27日 定価 6,800円(税別) 判定 良作 どうぶつの森シリーズ 概要 特徴 評価点 問題点 GBA カードe連動関連事項 総評 余談・その後の展開 概要 『どうぶつの森』シリーズの第3作目。前作『どうぶつの森+(以下+)』の海外版『Animal Crossing』をベースに、イベントやアイテムなどの様々な要素に追加・変更が行われている。 『+』までは日本のイベントが中心であったが、本作は海外のイベントを中心とした構成となっている。 ソフト単品版は無く、「カードeリーダー+」が同梱されているセット品だけの販売。数枚の対応カードも付属する。 GBA&カードeリーダー+との連動機能がウリの1つである本作だが、機能を使うためには別途GBA本体とGBAケーブルが必要。 Wiiなどの『バーチャルコンソール』商品の展開の関係上、シリーズ最後の「ファミコン用ソフトが作中で遊べる作品」となった。 後の作品がWi-Fi通信対応プレイを前提とする傾向にあるため、オフラインプレイをメインにした1人プレイゲームとしての作品は、現時点では本作が最後となっている。 特徴 行事や服装が洋風になった。 『+』までは行事や村内の固定キャラクターの服装は日本のものが大半を占めていた。本作では海外版をベースにしているため、行事や服装が洋風になっていたり、施設の看板などの文字も英語表記されているなど、細かな変更点が見受けられる。 例として2月の行事は「豆まき」が無くなり「グランドホッグデー」が追加されている。 文章に漢字を表示できるようになった。 また文字用のフォント画像が高画質化されクッキリ見えるようになった。(*1) プライベートアイランド 自宅のローンを全額返済した暁には自分の銅像が立ち、『+』ではGBAが必須だった「プライベートアイランド」が購入できるようになった。 ここでしか入手できないアイテムやここでしか会えない住民などがいる。 常夏で様々な希少な虫・魚が生息しており、資金稼ぎや図鑑完成がはかどる。 自分以外でも島に入れるように設定しておくと、村内の他の住人やお出かけしてきたプレイヤーも行ける。 島に移動する際にカッペイに舟歌を聴かせてもらえる。歌は数パターンあり、妙な味があって良いのだが、スキップ不可な点だけが残念。 さらに面白味を増した採集要素。 貝殻に化けている「ヤドカリ」、なぜかボールを転がしている「フンコロガシ」、住人に寄生している「ノミ」など。 本作で登場した魚は、「カワマス」を除いて海に出現する魚である。本作をもって、主要な海魚はだいたい出揃ったと言える。 部屋の内装を評価する組織「ハッピールームアカデミー」の評価基準の改善。 無印では、特定のシリーズだけを集めたり、単体で評価の高い家具を集めないと倉庫呼ばわりされていたが、『+』を経て、徐々に評価の基準も改善され、より自由な部屋作りを楽しめるようになった。 基本的には1人だけで遊ぶ本作だが、複数のメモリーカードや別売のSDカードアダプタ(『e+』のみ対応)(*2)を使用してお互いの村におでかけできる。 複数のメモリーカードを使っておでかけする際は、両方のメモリースロットに本作か『+』のデータが入ったカードを挿せば良い。 アダプタを使って保存したデータをメールなどでやりとりすることにより、離れた相手とも交流できた。 おでかけする際には事前に強制セーブされるため、おでかけ手続き後にちゃんと帰村手続きをしないと非常に重いペナルティがある。 ちなみにSDカードアダプタを接続している際にZボタンを押すと、TIFF形式で画面写真が撮影できる。 最初から始める際に『+』のデータが入ったメモリーカードを使って、本作に自分のプレイヤーデータとアイテムカタログ、捕まえた虫・魚の記録を引き継ぐことが出来る。 『+』同様にGBAとの連動機能が搭載されている。それにカードeリーダー+を併用することにより様々な要素が追加される。(下記に記述) 任天堂の公式ホームページとの連動企画がある。ここだけでしか入手できない要素があるので、プレイするなら要チェック。 評価点 本作から、どうぶつ同士が会話している時に話しかけると、2匹の会話を聞くことができるようになり、会話を聞く楽しさがさらに増した。 ちなみに、前作にあった「何かお手伝いはない?」の選択肢は廃止され、動物と会話をしているとたまにお手伝いを頼まれる、というシステムに変更された。 これにより、どうぶつが単なる「お手伝い製造機」ではなくなり、彼らとゆっくり会話を楽しむ余裕が生まれた。 『+』とイベント内容に変更がある部分も多いが、イベント数自体は多く、季節にちなんだものも多いため、村の季節感を醸し出すのに一役買っている。 『+』に引き続き、予め用意された数種類の色パレットから作るドット絵である「マイデザイン」としてオリジナルの服や看板などが作成できる。 公式ホームページで指定の手続きをすると、比較的容易に限定アイテムが手に入る。 無印や『+』で入手できた「ファミコン」が、今回は母からのプレゼントとしてプレイを始めた日の翌日にランダムで必ず2つ入手できるようになった。 また、ゲームボーイアドバンスとGBAケーブルを使用することで、本体の電源を切った後でも携帯機でファミコンで遊べるようになった。 とたけけの生の声が入った、「ライブ版」のミュージックを部屋で流せるようになった。事実上部屋で流せる音楽は前作の2倍以上に。 ただし入手は非常に困難。住人と最大限まで仲良くなった際、ごくまれに貰うことができる。 ライブ版を部屋で流せるのは今作のみ。以降の作品では通常版のみに戻ってしまった。 たぬきちのお店が営業時間外でも利用できるようになった。 営業時間外の時にスコップでお店を叩くと、たぬきちを起こしてお店を利用できるようになった。ただし、買値は定価の2割増し、売却は売価の3割引きとなる。 問題点 ローンは『+』から更に上がった。初期:19800ベル1階拡張:125000地下室増築:2490001階再拡張:2980002階建てにする:598000プライベート・アイランド:998000と2階増築までは若干下がったものの、依然として多く、累計では『+』を上回っている。 無人島限定の虫・魚 上記のローンの多さと関連してあげられる。 「アレクサンドラアゲハ」「ヘラクレスオオカブト」「ハリセンボン」「カジキマグロ」は無人島にしか出現しない。 アレクサンドラアゲハは網が届かない上空を飛んでいる。まれに網が届く範囲に下りてくるのでそこを狙うしかない。下手すれば捕獲に30分近くかかってしまうことも。 カジキマグロは出現率の低さもさることながら、捕獲のタイミングもシビアな上に島の北東の海域に出現した際には(カジキマグロに限ったことではないが)魚影が海流に逆らえず、捕獲できなくなってしまう。 これらを捕獲するには島に行けるまでローンを返さなければならないため、図鑑や博物館の完成が大幅に遠のいてしまった。 後の作品では村でもこれらが出現するようになり、アレクサンドラアゲハも他の蝶と同じく低い位置を飛ぶようになり捕獲難易度が下がった。 主人公が除け者にされがち。 いつも村をぶらぶらしてるだけのように見えるどうぶつたちも、実は主人公の知らない間に他のどうぶつ達と様々な形で交流している。 「誕生日パーティー」を始め「旅行」「デート」「交換日記」「ガーデニング」「食事会」「ぬいぐるみ作り」「テレビ」「雑誌鑑賞」「合コン」などなど。 しかし、主人公はそれに参加するどころか、その模様を見る事すら出来ない。 「昨日の合コンはサイテーだった」「○○の誕生日会に向けてぬいぐるみを作ってる」といった話は聞けても、主人公は決して呼ばれることはない。 要するに主人公はどうぶつ達のふれあいを外から眺める「傍観者」のような立場であり、なんとなく住民たちと馴染んでない感じや、疎外されてる感じを受ける。 一部のアイテムの入手が困難。 家具アイテムにはテーマやシリーズと言った「セット」があるものが存在するが、どのテーマやシリーズにも入手しづらいものが必ず1つ存在する。 その中には店やイベントの景品だったり、目玉商品だったり、ランダムで現れる店限定の品であったりと一筋縄ではいかない。 また前述のファミコン(NES)で現在では通常の手段で入手不可能なものが存在する。 + 若干ネタバレにつき、隠し表示 具体的には「どうぶつの森 写真くらぶ」入会時の特典だった『ドンキーコング3』、元々不明の『パンチアウト!!』の2個。前作の『+』は、入手困難なアイテムもあいことばの解析によりそれを用いて入手可能だったが、こちらは現在も情報がないため入手不可能である。非売品なのであいことば化も不可能なため、所有している人からおでかけデータ経由で貰うなどでしか入手できない。一応『+』で入手して引っ越していればカタログに載せることは可能。 ファミコンソフトが『+』から6本ほど削減された。 本作の問題点とするのは微妙なところだが「前作にあったものをあえて消した」「前作の方がお得」という捉え方もできるので、消さないで欲しかったところ。 たぬきちの店で購入に関する取り扱いが出来ない「非売品」の数が多いわりに自宅に収納できるアイテムの数が少なすぎる。 ゲームを進めると地下室や2階を利用できるが、それでも収納スペースとしては焼け石に水程度。 家具の中にはアイテムを収納できるものもあるが、家具1つにつき3つまでである。非売品の服だけでもかなりの数なので足りなさすぎる。 自分宛にアイテムを添付して手紙を出し、郵便局で保存すればある程度改善できる。(5ブロックの空き容量が必要) しかし、この機能はあくまで手紙の保存用に作られたもので、アイテムの保存用としての機能はあまり良くない。(手持ちの手紙にしかアイテムを出し入れ出来ず、アイテムを移動するには一度セーブ&ロードをする必要があるなど。) とはいえ、前作にはなかった保存機能がついたお陰で、手紙に添付できる家具やはにわ、等なら、空き容量がある限りいくらでも保存できるようになった。 グラフィックが64時代と変わらない。 同時期に発売された『スーパーマリオサンシャイン』や『メトロイドプライム』と比べると見劣りする。 GBA カードe連動関連事項 GBA、カードe(カードe+)との連動機能がウリのひとつであるため、これらを利用しないと入手できないアイテムも多数存在する。 郵便局で指定の手続きをすると、アイテムが手紙で送られてくるサービスもある。(これは通常入手できるアイテムのことが多いが) 持っている住民カードをスキャンするとそのキャラクターが村に強制的に引っ越してくる。村からいなくなったら何度でも召喚可能。 『+』のカードもスキャンして使用することが出来る。主にプライベートアイランド関連だが。 特定のカードをスキャンすると村テーマメロディが変化し、たぬきちなどから「とたけけ」の曲の限定版が入手できる。 該当曲が村メロディの状態のときに土曜日の晩にリクエストするとその曲の通常版が貰える。カードが無くても村メロディが合っていればもらえる模様。 マイデザインのツールをGBAにダウンロードしてプレイすることも可能。その際のマイデザイン作成料金は無料となる。 GBA連動イベント限定のアイテムがあるのだが、GBA上でダウンロードしたミニゲームをプレイする必要がある。 しかしミニゲーム自体は単調で、単なる作業になりやすい。また、もらえる景品もよくダブるため、全部揃えるには根気が必要。 GBAにダウンロードして持ち出すことも可能。GBAでスリープをする際はセレクトボタン(*3)、解除する際はLボタンとセレクトボタンを押せば良い。 『+』のカードeに書かれている「あいことば」を手紙に書いて郵便局に送らないと入手出来ない家具もある。 『+』においてもカードが発売されたが、この当時に出ていた『カードeリーダー』(初期型)は、GBAケーブルで直接接続する事はできず、eコードを読み取ると「あいことば」が表示されたり、村メロ、その他アプリなどが起動するという仕組みだった。 本作において『カードeリーダー+』に対応し、直接接続可能になったのだが、『+』の頃に発売されていたカードも、『e+』対応の物とほぼ同様に使用可能だった。 総評 無印をベースとして開発されてきた据え置き機のシリーズとしては集大成ともいえる出来栄え。 一部入手困難なアイテムがあるのは、難点というよりはやり込み要素。軽くスローライフを楽しむだけなら全く問題ない内容である。 目立ったマイナスになるようなバグなども無く、お楽しみ要素も豊富。オフラインプレイ中心のどうぶつの森としては非常に完成度の高い作品である。 余談・その後の展開 本作の発売から2年半弱後、NDSで満を持して『おいでよ どうぶつの森』が発売された。 オンラインプレイに対応したことで、他のプレイヤーとのコミュニケーション面が豊富になり、遊びの幅が広がった。詳しくは当該記事で。 『e+』版カードにおいて、雑誌「ニンテンドードリーム」から、「ニンドリ」、「ファミ通キューブ+アドバンス」からは、みずしな孝之氏がデザインした「シナビル」という住民キャラクターが付録カードになり、実際に村に呼べた。 前述の通り、おでかけや写真保存に使用可能な『SDカードアダプター』は現在入手困難だが、非純正ながら代替品が流通しているためそちらを使用することが出来る。 うたい文句に「SDカードでセーブデータ 管理」などと付いている商品がそれである。なお実際はGC用セーブデータ管理には使用出来ず、あくまでSDアダプターと同等の用途にしか使えないので注意。 SDカードアダプターの構造自体はとても単純であるため、自作することもできる。
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/10541.html
どうぶつの森e+ とは、【ニンテンドー ゲームキューブ】用のゲーム。 概要 ゲームシステム キャラクター プレイヤー 基本施設の住民 訪問者 イベントで出るキャラ 関連作品 収録ソフト リンク コメント 概要 どうぶつの森e+ ふりがな どうぶつのもり いーぷらす ハード 【ニンテンドー ゲームキューブ】 メディア 8cm光ディスク ジャンル コミュニケーションゲーム 発売元 任天堂 開発元 任天堂 プロデューサー 手塚卓志 ディレクター 江口勝也野上恒 プレイ人数 1人(一部ファミコンのゲームでは2人) 発売日 2003/06/27 (日本) 値段 6,800円(税別) レーティング CERO 全年齢対象 同梱物 【カードeリーダー+】【どうぶつの森カードe+】?6枚【ポケモンバトルカードe+】?4枚「ゲーム ウォッチカードe」【マンホール】「ホッケーカードe+」 対応機能 GBAケーブルカードeリーダー+SDカードアダプタ 使用ブロック数 57~ シリーズ どうぶつの森シリーズ 日本販売数 23万5668本 【ニンテンドー ゲームキューブ】向けに発売されたどうぶつの森シリーズの1本。 【どうぶつの森+】のバージョンアップ版。日本国外版である『Animal Crossing』をベースに、【カードeリーダー+】やジョイキャリーでGBAケーブルの連動要素を強化し、新しい家具・ムシ・サカナ・イベント等を追加した作品。 『カードeリーダー+』を同梱しており、そちらに付属しているカードeも全て収録されている。 【どうぶつの森】をベースとしたバージョンアップ作品は本作が最後となり、次回作【おいでよ どうぶつの森】からはゲーム内容がリニューアルされている。 ゲームシステム ※基本的なシステムは【どうぶつの森】、【どうぶつの森+】を参照。 カードeリーダー+との連動本作ではあいことばを入力せずにカードeリーダー+と直接通信が可能となった。以下の恩恵を受けられる 郵便局で「カード読み取り機」を使った場合は手紙を入手できる。 願いの泉で読み込めばカードの動物が村に引っ越してくる。 「村メロカード」を村メロ掲示板で読み込むととたけけの新規楽曲を入手可能。 「デザインカード」を仕立て屋で読み込めば、そのマイデザインが手に入る。 願いの泉と遊び場おやしろに代わって登場した施設。基本機能はおやしろと同じだが、前述のカードe+読み込みに使用できる。更にGBAとGBAケーブルで繋いだ場合、「遊び場」というミニゲームをダウンロードしてジョイキャリー版として遊ぶことができる。ミニゲームを遊んでから再び通信すると、成績に応じて珍しい家具が手に入る。 プライベートアイランド(島)本作は島に行くのにGBAは不要となり、2階建ての借金を返済した後にたぬきちから購入できる形へと変更された。更に島には固有種のムシやサカナが出現するようになっている。島の住民は最初は暮らしておらず、カードeリーダー+で呼び出せる。 オブジェ大きな建造物。たぬきちから購入すると村の各所にある看板に設置できる。任天堂公式ホームページでは、あいことばを生成して好きなオブジェを配達する「オブジェ配達センター」という配布サービスがかつて実施されていた。 ファミコンとジョイキャリー本作のファミコンは全てNESのグラフィックへと置き換えられている。(そのくせ、クルクルランドDやディスクシステムの名前はそのままなのだが……)本数は減っているが、GBAケーブルで繋げばGBAにジョイキャリー版をダウンロードして遊べる仕様が採用されている。 ライブミュージックとたけけの生歌のミュージック。カードe+を読み込むか住民と仲良くなると手に入る。 SDカード連動本作はSDカードアダプタに対応しており、メモリーカードスロットに差し込んである状態であれば、写真を撮影してSDカードに保存できる。更にSDカードに村のデータを書き込んで送付すれば、遠く離れたプレイヤー同士でもおでかけが可能。 引っ越し本作は『どうぶつの森+』のカタログなどのデータを引き継いで引っ越しして始められる。 その他変更点 ハーベストフェスティバル等の日本国外の季節イベントが追加。元々あったイベントはいくつか入れ替えられる形で消滅。 家具が増加。一部は消滅。 ムシが8種類増加。 サカナが8種類増加。ヘラブナはカワマスに変更。 とたけけの新規楽曲が追加。 キャラクター プレイヤー 【むらびと】 基本施設の住民 【ハニワくん】? 【たぬきち】? 【まめきち】? 【つぶきち】? 【ぺりこ】 【ぺりみ】 【ぺりお】? 【フータ】? 【きぬよ】? 【きぬこ】? カッペイ? 【おまわりさん】? 【えきいんさん】? 【いずみじいや】? 訪問者 【あやしいネコ】 【カブリバ】? 【グレース(どうぶつの森シリーズ)】? 【ジョニー】? 【セイイチ】? 【つねきち】? 【とたけけ】 【ハッケミィ】? 【みしらぬネコ】? 【ゆうたろう】? 【ラケットさん】? 【リセットさん】 【ローラン(どうぶつの森シリーズ)】? イベントで出るキャラ 【うおまさ】? そんちょう(【コトブキ】?) 【ジングル】? 【パンプキング】? 【フランクリン】? ゆきだるま 一般住民、【ムシ】、【サカナ】は【どうぶつの森e+】/キャラクター?を参照。 関連作品 【どうぶつの森カードe+】? 【どうぶつの森+】前作。データの引っ越しが可能。 【おいでよ どうぶつの森】続編。引っ越し互換を切って一新した。 収録ソフト 本作には全13種類のファミコンが収録されている。今回は配布されたファミコンは無い。 全てGBAケーブルでダウンロードすればジョイキャリー版としてプレイ可能。 【エキサイトバイク】?(新) 【クルクルランド】 クルクルランド(ディスクシステム版)『クルクルランドD』表記。 【ゴルフ】? 【サッカー】?(新) 【テニス】? 【ドンキーコング(ゲーム)】 【ドンキーコングJR.(ゲーム)】? 【ドンキーコングJR.の算数遊び】? 【バルーンファイト】? 【ピンボール】? 【ベースボール】? 【ワリオの森】 リンク 公式ホームページ コメント 名前 全てのコメントを見る?
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/705.html
街へいこうよ どうぶつの森 【まちへいこうよ どうぶつのもり】 ジャンル コミュニケーションゲーム 対応機種 Wii 発売・開発元 任天堂 発売日 2008年11月20日 定価 ソフト単品 5,800円Wiiスピーク同梱 7,800円(共に税込) 判定 なし ポイント 進歩に乏しい全体的に手抜き不愉快な住人もといテキスト一応ミリオン達成 どうぶつの森シリーズリンク 概要 評価点 問題点 賛否両論点 総評 余談 その後の展開 概要 2001年4月14日にニンテンドウ64で発売された第1作目『どうぶつの森』シリーズの第5作目でプロデューサーは江口勝也(任天堂勤務)、テキストディレクターは京極あや(任天堂勤務)。 N64版にはプレミア価格が付いたり、GC版の2作品は両方ともハード普及率のハンデをモノともしない国内50万を超えるセールス、DS版は国内300万を超えるロングセラーを記録、アニメ映画化もされ、映画のラストにはWii版の宣伝もあったので、本作にも当然のように期待が集まっていたが…。 2014年5月20日のWi-Fiサービス終了に伴い、現在はWi-Fiを使う遊びは出来ない。 以下『おいでよ どうぶつの森』を前作と表記する。 評価点 発売当時、シリーズでは最も綺麗なグラフィック。 改良点・新要素 家具などのアイテム数が大幅に増えた。WiiConnect24を利用して新規データを受信することもできるため、インテリアの幅が広がる。 家の数が従来の一人一軒に戻り、DS版で削除された「地下室」が復活。ハッピールームアカデミーの評価に関わらないため、プライベート空間・または倉庫代わりに使うなどの楽しみ方が増えた。 前作から帽子と服で分けてデザインできるようになったマイデザインが「PROデザイン」として進化し、前、後ろ、袖をそれぞれ個別に作成出来るようになった。 道具の持ち替えが1ボタンで出来るようになった。 住人の口癖や服装が不適切だった場合、役場で変えさせる事が出来る。 自分のキャラクターを「特殊メイク」としてMiiの顔にする事が出来る。 たぬきちの店を、定期的に発生するイベントにより品揃え重視のデパート、バランス重視のスーパー、営業時間重視のコンビニに建て替えてもらう事が出来る。ただし、デパートの営業時間は前作よりも短縮された。 博物館の内装がリアルに。特に、化石が展示されるスペースは、ティラノサウルスのポーズが家に置く場合とは変わったり、一部の恐竜が天井から吊り下げられる形になったり、2階が増設されたりと本格的に。 前作での存在意義が不明だったキャラクター、「ホンマさん」の救済。 前作では全く元が取れない保険を気に障る言葉で勧誘してくると言う、意図的に嫌われるようにしたのではないかというキャラクターであった。 本作では長年勤めた会社を辞め、ハッピーホームアカデミーに転職。別人であるかのように性格が改善され、主人公にも的確なアドバイスをしてくれるようになった。 ただ前作での彼の挙動が酷すぎて、改善された本作でもいまだに彼を嫌うものも少なくない。 スクリーンショットの撮影が可能。SDカードに書き出してPCで取り扱える(*1)。 ただしゲーム中で保存しておける画像は1枚ずつのため、手動でSDカードに保存しないと前の画像が上書きされてしまうのが残念。 Wi-FiコネクションでWiiスピークを使いボイスチャットが出来る。 不評だったのかどうかは不明だが、外見が「オオクワガタ」とよく似ていて紛らわしい「ヒラタクワガタ」、捕獲対象としての「ゴキブリ」が削除された。 ただし「ゴキブリ」に関しては、相変わらず家を開けっ放しにしていると部屋の中に沸いてくる。 問題点 N64~GC版ではなく、携帯機に特化したDS版をベースにしたため、多くの不満が挙がる。 Wii用ソフトなのにロードが長い。 Wiiリモコンとヌンチャクによる操作体系。GCコントローラはおろかクラシックコントローラにも対応しておらず、画面にポインターを向けると上下のメニューが必ず出てしまうため、住人に話しかけるつもりが持ち物欄を開いたりなどと言った誤動作が多くなった他、持ち物欄のアイテム選択をポインター以外で操作できない、マイデザイン・PROデザイン作成時のカーソル移動に十字ボタンやコントロールスティックを使えないなど、ポインター操作の強要が目立つ。 一応Wiiリモコン単体での操作も可能。ただキャラクターの移動は、移動したい方向に画面をポイントするのみなので、ヌンチャクがあった方がよい。 これまでのシリーズはBボタンが走る 拾う動作、Zボタン(N64版)またはLボタン(GC版・DS版)が走る動作のみとなっており、下に置いてあるアイテムを拾わずに走りたい時などの使い分けが可能だったが、今作は走る操作と拾う操作のボタンが共有であるため、マイデザインを敷いた場所、自宅での移動が不便。 改悪点 水槽等、DS版では机の上に置けた物の一部が机の上に置けなくなった。 過去にも家具に相当な値段が付けられていることがあったが、グレースのブランドショップや家具「ATM」の入手に必要な金額が非常に高額。 DS版で好評だった、住人の誕生日を祝うイベント、流れ星にお祈りするとアイテムが貰える要素、住人から貰える写真が削除。 前作で不評だった花の水やり要素は継続(水を掛けても解らない欠点も据え置き)。 様々な新要素も不評。 「けもの道システム」とは、芝の生えている道を何度も歩くと少しずつ草が禿げ、そのうちに道が出来上がると言うシステムなのだが、一日に長い時間村を走り回るプレイヤーは草が全く生えてこない村での生活を強要させられることになる上、芝の生えている地面のみに雪が積もる冬では「ゆきだるま」を満足に作れなくなるという問題点がある。 タイトルにもなっている「街」も、ほぼ前作までに村に訪れていた動物を寄せ集めただけ。いつ村に訪問するかなどの楽しみが失われた他、イナリ家具のアイテムを買うには「しょうかいじょう」を書いてもらう必要があり、ハッケミィの占いも週に一度しかできないなど、いつでも会えるのに不便な点が目立つ。 DS版は二画面を生かすため上画面に空、下画面にメイン画面を表示しており、風船が飛んできたときや月の満ち欠けをすぐに確認することが出来たが、その仕様を一画面にまとめたため、十字ボタンの上を押さないと空を見ることが出来ず、急なイベントへの柔軟な対応が出来なくなった。 この仕様もあってジョニー家具の入手難易度が大幅に上昇。「自分のROMには入っていない」とまで言われる事も。 住民の性格も悪くなっており、ハチに刺された主人公に「それ空気感染しませんか?」など、辛辣な言葉を浴びせられることが増えた。 N64版のアタイ系住人の強制手持ちアイテム交換イベントよりは実害がないため遥かにマシだが、これまでのシリーズにないテキストが多いため問題となっている。 アタシ系の住民がどういう事か呼び捨てになっており、驚いたプレイヤーも少なくはない。 それどころか、村の女性住民以外は全員呼び捨て対象。ただし女性プレイヤーは呼び捨て 『おいでよ』までは、男女問わずまた村の住民も「○○ちゃん」で一律だった。 『おいでよ』までは面倒見の良いお姉さんだったが、女王気質のナルシシストっぽくなっている。(ただ、『e+』などで自惚れる様な一面が多少あったが……) ちなみに、当『街へいこうよ』以前に女性で呼び捨ては、どうぶつの島のあたしB(アネキ系)とわたしB(ふつう系)のみ。 お願い事をちょっと断っただけですぐ落ち込むと言うメンタルの弱さっぷりにイライラした人もいるだろう。 またある程度の時間を置かないと新しい話題にならない上、内容も以前に比べてワンパターンに感じられる場合が多い。 住民以外も女性主人公へのかっぺいのセリフ、新キャラクターの噴水の女神のセリフも癖が強く、好みが分かれる所。 通信関連 オークション機能はWiiConnect24で繋がっている人同士でしかできず、入札・落札までの時間が長い為、おでかけや手紙のやり取りで十分補えてしまう。 海外版限定の家具は海外プレイヤーから貰う必要があるため、入手困難。 DimentioMsk HDLCと言う非公式改造アイテムが動物からのお礼や店に陳列される等で入手可能になってしまうバグ(?)が存在し、一度起こってしまうと村を作り直すかこちらも非公式の手段を用いてデータ内の該当箇所を削除してしまう以外に消すことは不可能。感染回避もWiiConnect24やフレンドコード登録などのネットプレイを最初から完全遮断するしか方法がない。 賛否両論点 DS版からの音楽の使いまわし。 海外重視のイベントが多い。 一部は『e+』のイベントの再録だが、半端に収録せず全て入れてしまった方が良かったのでは? お花見、運動会などの復活しなかった国内向けイベントはどれも人気が高く、GC版までの雰囲気を好むファンから不満の声が上がった。 総評 売れ行きは上々で、シリーズ初体験のユーザーには比較的好評だが、Wi-Fiコネクションに繋がないと起こらないイベントの多さ、個性の薄い新規住人、DS版から入ったユーザーの多さなどが重なったこともあり、過去シリーズの経験者や、前作で削除された要素の充分な復活や大きな変更を望んでいたユーザーからの評判は芳しくない。 余談 N64版とGC版のゲーム内にあったFCソフトがVCの影響で未収録。 DS版は容量の関係上収録は困難だったと思われるため仕方ないが、ハードのスペックが上がった今作での復活を期待したファンも多かった。 今作の出来を「不服」としたユーザーが、署名運動を起こしたことがある。 しかし、同じく署名運動を起こされてしまった『テイルズ オブ ヴェスペリア』のように商法などに致命的な企業態度の問題があるわけでもなく、ゲームとしては普通に遊べるレベルなので、この署名活動は結局失敗に終わった模様。 アメリカABCニュースは、ミズーリ州のインターネット犯罪対策担当の話として「このゲームを所持している成人男性は子供に対する性的犯罪を意図している」との報道をおこなっている。ネット接続が可能なゲームが犯罪に利用される可能性を警告したかったらしいが、ゲーム内容を全く理解していないお粗末な報道となってしまったようだ。 GCから始まった外伝を除く60fps路線のどうぶつの森シリーズは本作を最後に途絶えられた。 その後の展開 後に3DSで発売された『とびだせ どうぶつの森』では300万本売上、品切れ品薄と言う(但し、ROMが特殊な為、そちらにも基づく)ある意味社会的現象を叩き出した。今作(『街へいこうよ』)の不便な点もいくつか解消されている。 詳細は該当記事を参照。
https://w.atwiki.jp/kaabi/pages/13.html
おいでよ どうぶつの森攻略へようこそ! ここではどうぶつの森の攻略情報をどんどん書き込んでいきます!
https://w.atwiki.jp/wiki11_hamuinu/pages/19.html
メニュー トップページ TVゲーム総合 おいでよどうぶつの森 おいでよどうぶつの森
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/11634.html
あつまれ どうぶつの森 とは、【Nintendo Switch】用のゲーム。 概要 ゲームシステム キャラクター 基本キャラ パニーの島 訪問者 季節イベント 関連作品 リンク コメント 概要 あつまれ どうぶつの森 他言語 Animal Crossing New Horizons (英語) ふりがな あつまれどうぶつのもり ハード 【Nintendo Switch】 メディア ゲームカード ジャンル コミュニケーション 発売元 任天堂 開発元 任天堂 プロデューサー 野上恒 ディレクター 京極あや プレイ人数 1~4人 発売日 2020/03/20 (日本) 値段 6,578円(税込) レーティング CERO A(全年齢対象) 最新バージョン Ver.2.0.6 対応機能 ローカルプレイインターネット シリーズ どうぶつの森シリーズ 日本販売数 1,120万本 世界販売数 4,536万本 【Nintendo Switch】向けに発売されたどうぶつの森シリーズの1作。 本作ではプレイヤー自身が無人島に移住し、島の代表となり、島のあらゆる事を任される。 クラフトゲームを意識した方向性が強く出ており、家具などのアイテムを作る「DIY」や、島を自分で開拓するシステムが前面に推されている。 Joy-Conおすそわけプレイによる4人同時プレイ、スマートフォンアプリ版の【Nintendo Switch Online】で利用できる「タヌポータル」にも対応。 当初は2019年発売予定だったが、「Nintendo Direct E3 2019」で2020/03/20に発売延期。 が、幸運にも(?)発売延期した時期で新型コロナウイルスによる巣ごもり需要が急増。 最新作である本作に白羽の矢が立ち、日本・世界中でこれまでのシリーズよりも遥かなハイペースで爆発的に売り上げを伸ばし、Switch本体を大きく牽引する事となった。 2021/11/05に有料追加コンテンツ『あつまれ どうぶつの森 ハッピーホームパラダイス』が販売された。 ゲームシステム 初期住民最初の住民はアネキ系の住民とハキハキ系の住民、3~5人目の住民は普通系の住民、元気系の住民、ぼんやり系の住民(それぞれ具体的に誰かはランダム)と決まっていてその住民のインテリアはその時の住民特別仕様になっている。 DIY、料理プレイヤーがレシピを覚えて材料があればそれで様々なアイテムを作れるシステム。料理は島に初めて【とたけけ】がライブを行った後にタヌポートでレシピを手に入れればできる。 案内所、役場【たぬきち】(役場にグレードアップして以降は【しずえ】も)が務める場所。たぬきちは家や島に作る橋や坂、次は何をすればいいかの相談を受ける。しずえは島メロ、島の旗のデザイン、島の評価、島の住民についての悩みなどの相談を受ける。 タヌポート案内所、役場にある様々な機能がある機械。マイルポイントでアイテムと交換、「たぬきショッピング」で買い物、「ATM」でお金を預けたり、引き出したり、家のローンを払う、【amiibo】でキャンプ場に客を呼ぶ(ただしすでに島の住民になっている住民キャラのamiiboを読み込むとその住民は島にいる住民と認識され「気持ちは嬉しいけど自分は断る」というような事を言われる)などができる。 ドードーエアライン島の住民に手紙を送ったり、別の島に出かける事ができる。【パニエル】が島にやってきて以降はパニーの島に行くことができる。 パニーの島撮影スタジオがあり、とたけけが島で初ライブして以降は、広場ができ、そこで各店に募金すれば店が開店する。撮影スタジオでは島にいる住民の他に、amiiboでキャラクターを呼び出す事もできる。amiiboで呼び出した特別なキャラクターは服を着せ替える事はできないが、帽子や眼鏡を変える事はできる。店は【ハッケミィ】の占い屋、ローランの壁や床やラグの店、【コトブキ】の持ち物送り届けサービス、カイゾーとリサのリメイク屋、レイジの植物関連の店、【つねきち】の怪しい店、【シャンク】の靴とソックスとカバンの店 住民の変更点 住民の性格が全体的に丸くなり、ぼんやり系の住民は男女問わず「くん」付けで呼び、オトナ系の住民は男女問わず「さん」付けで呼ぶようになった。 ヒツジ住民は、【とびだせ どうぶつの森】以前は服の代わりに首にストールを巻いていたが、本作では他の住民同様、服を着るようになった。 同じ性格でも声は住民の体の大きさで微妙に高低差が出るようになった。体が小さい住民は声がちょっと高く、体が大きい住民は声がちょっと低い。 『とびだせ どうぶつの森』以前はメッセージの名前表記は一般住民の男性は水色背景に黒い文字、一般住民の女性はピンク背景に黒い文字、特別なキャラクターは緑背景に黒い文字だったが、本作では背景と文字の色がキャラクター個別で設定されるようになった(例 【タキュ】だったら紫の背景に白い文字)。 一部の住民のデフォルトの口癖が変更された。変更されたものは主に他の住民と被っている、ネガティブすぎる、暴力的すぎるといった口癖。 キャラクター 基本キャラ 【むらびと】 【しずえ】 【たぬきち】 【つぶきち】 【まめきち】 【マスター(どうぶつの森シリーズ)】 【きぬよ】 【あさみ】 【フータ】 【モーリー(どうぶつの森シリーズ)】 【ロドリー】 パニーの島 【パニエル】 【カットリーヌ】 【ハッケミィ】 【ローラン(どうぶつの森シリーズ)】 【リサ(どうぶつの森シリーズ)】 【カイゾー(どうぶつの森シリーズ)】 【レイジ(どうぶつの森シリーズ)】 【コトブキ】 【つねきち】 【シャンク】 訪問者 【とたけけ】 【ジョニー】 【ウリ】 【つねきち】 【レイジ(どうぶつの森シリーズ)】 【ローラン(どうぶつの森シリーズ)】 【シャンク】 【ことの】 【フーコ】 【ラコスケ】 【ジャスティン】 【レックス(どうぶつの森シリーズ)】 【ゆうたろう】 季節イベント 【ジャスティン】 【レックス(どうぶつの森シリーズ)】 【ベルリーナ】 【ぴょんたろう】 【パンプキング】 【フランクリン】 【ジングル】 ゆきだるま 住民などは【あつまれ どうぶつの森】/キャラクター?を参照。 関連作品 【とびだせ どうぶつの森】前作 【どうぶつの森 amiiboカード】? リンク 公式ホームページ コメント 名前 全てのコメントを見る?
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4563.html
本項ではニンテンドー3DS用ソフト『とびだせ どうぶつの森』と その大規模更新版である『とびだせ どうぶつの森 amiibo+』の両方を扱います。 判定はどちらも「良作」です。 とびだせ どうぶつの森 【とびだせ どうぶつのもり】 ジャンル コミュニケーションゲーム 対応機種 ニンテンドー3DS 発売・開発元 任天堂 発売日 無印 2012年11月8日(通常版・本体同梱版) amiibo+ 2016年11月23日(通常版) 2018年7月19日(本体(New2DSLL)同梱版) 定価(税別) 無印 4,800円(通常版) 21,715円(本体(3DSLL)同梱版) amiibo+ 2,700円(通常版) 15,980円(本体(New2DSLL)同梱版) 廉価版 無印 ハッピープライスセレクション2016年3月17日/2,700円(税別) 判定 良作 ポイント プレイヤーは村長全体的に物価がインフレ寄り人気キャラ「しずえ」初登場作 備考 無印は無料更新で『amiibo+』同等の内容になるパッケージ版と本体同梱版は『amiibo+』用amiiboカード1枚付属 どうぶつの森シリーズ 概要 新要素(ほぼ評価点) amiibo+版の新機能 amiibo+版での変更点 評価点 問題点 総評 関連作品 余談 概要 『おいでよ どうぶつの森』でブームを巻き起こした人気シリーズが携帯機に帰ってきた。略称は「とび森」。 今度はプレイヤーが村長として村を発展させていくが、村長としての仕事を強制されることは何一つ無く、いつものように気ままなスローライフを楽しむことができる。 「もんばんさん」が「おまわりさん」に名称変更、駅の復活、島に行けるようになるなど、『おいでよ』以前の作品の要素も盛り込まれている。 2016年11月2日、『とびだせ どうぶつの森 amiibo+』として大規模なアップデート(更新データ配信)が行われた。 『とび森』を持っていれば無料でアップデートすることが可能である他、パッケージ版も2016年11月23日に発売された。 タイトルの通りamiibo(フィギュア・カード)に対応した他、「くらしサポート」を初めとする様々な新機能の実装や上記の一部問題点の解決が行われている。 新要素(ほぼ評価点) 『おいでよ』とは違い、上画面がメインになった 立体視を生かすため、またスライドパッドが搭載されタッチ操作が無くても自由に動き回れるようになったためだと思われる。 空は前作と同じように十字ボタンを押さないと見られないが、十字ボタンは手持ちの虫取りアミやスコップなどを画面の呼出し無しに即座に出し入れできるようになった。 ジョニーが水兵に戻ったので、1画面ではやりにくかった「UFOを撃ち落とす」という作業も無くなった。そのせいで「パチンコ」の存在意義が薄くなってしまったが…。 村長としての仕事 「公共事業」と称して、村にオブジェや実用的な施設を設置できるようになった。公園らしい噴水やベンチから村の移動が楽になる橋、ゴミ捨て場や枯山水まで非常にバリエーション豊か。喫茶店やリセット監視センターなど、シリーズおなじみの施設も事業として建てることになる。建てる場所も1マス(=地面にアイテムを一つ置ける広さ)単位で決めることができ、似たようなことができた『e+』と比べて自由度が大幅に増した。 村の「条例」を決めることができる。全4種で、プレイヤーのライフスタイルに合わせて変更することが可能。 + 条例一覧 美しい村条例(美しい村) 花が絶対に枯れなくなり、雑草も生えにくくなる。他にも釣りでゴミが釣れることがなくなったり、家を放置してもゴキブリが出ないなどの嬉しい効果もある。 遊ぶ時間が少ない=村を放置しやすい人でも環境を維持できるようになる。やり込んだプレイヤーは最終的にこの条例に落ち着くことが多い。 村の環境の評価がサイコー!にしたいときは、この条例を選ぶのがおすすめする。 早起き条例(朝型の村) 殆どの施設が朝6時から開店し、住人も遅くとも8時半には全員起床する。 起きてすぐ本作をプレイしたい人に向いている。また、リサイクルショップが即開店するため、カブを午前中に売り捌ける時間が増えるという利点もある。 眠らない村条例(眠らない村) 殆どの施設が深夜0時まで営業し、住人も早朝4時前後まで活動するようになる。最も就寝の遅い「オレ系」住人はなんと朝6時になるまで起きている。 仕事柄、夜になるまでゲームをする暇のない人などに向いている。 所得倍増条例(リッチな村) 物価が全体的に高くなり、収入も支出も多くなる(どちらも通常の1.2倍)。他にもR・パーカーズの高額買取商品の数が最低でも2つになるが、一方で南の島(後述)のおみやげを入手する為のメダルの必要量が増えるというデメリットも。 物価が上がるので買い物がしづらくなるが、短期間で少しでも多く稼ぎたいというプレイヤーにはうってつけの条例。 なお、公共事業と条例の制定ができるのは村長であるメインキャラだけであり、サブキャラでは不可能。 R・パーカーズ アルパカの夫婦「リサ」と「カイゾー」が経営するリサイクルショップ。本作でのアイテムの売却は主にここですることになる他、店にはフリーマーケット用スペースが用意されており、アイテムに値段を設定して住人に売る事ができる。さらに、条件を満たすと「カイゾー」が家具のリメイクをしてくれる。 フリーマーケットは前作まではイベントの一種だったが、本作で専用のスペースが用意された事により、これまで以上に気軽に売買が行えるようになった。 これまで通りアイテムを高値で売って稼ぎを出したり、住人が出品したアイテムを購入する事が可能。また、本作では超低確率で「だらしないシリーズ」と「ダンボールセット」という、非常に貴重な家具が出品される事も…? カイゾーの「リメイク」は家具の外見を大幅に変化させる。炊飯器の中のご飯を炊き込みご飯にする、鍋の中身をカレーにするといった「ただの調理だろ!」としか言えないものから「鉱石」という新アイテムを材料に、きらびやかに光る家具にする、ミュージックと貝がらを合わせてオルゴールを作る、ソファのクッションをマイデザインに変更するという大掛かりなものまで、ひとつの家具でも複数のリメイクパターンが用意されていることも。 また、リメイクした家具は「色」の判定が変わる事があり、ハッピーホームアカデミーの評価や風水に影響する事もある。 ちなみにプレイヤー操作の住民間による「マイデザイン家具」はシステムの都合上により、地面に置いて別のキャラが拾う…などの方法による受け渡しは不可能となっている。 フォーチュンクッキー 今までも特殊なアイテムとして配布されていたマリオシリーズを始め、任天堂作品関連の家具や、コスプレができるグッズなどが当たるおみくじ「フォーチュンクッキー」がゲームコイン2枚を消費してまめつぶの店で買えるようになった。 住宅展示場(すれちがい通信) 商店街の中央にある施設で、ある程度ゲームを進めると利用可能になる。プレイヤーの自宅がすれちがい通信で発信・受信され、モデルルームとして最大48棟展示される。 欲しいと思ったアイテムがモデルルームに展示されている場合は、リメイクされたものや非売品でなければ通信販売で購入することもできる。買値は通常の1.2倍となってしまうものの、思わぬ掘り出し物が見つかる事も多く、未入手のアイテムを買い集める手段として非常に役に立つ。「購入できる数は1人1日5個まで」という制約があるが、サブキャラを作れば最大20個まで買うことも可能。 2回以上すれちがったプレイヤーからは「ふうせん」や「かざぐるま」などといった遊び道具を受け取る事ができる。また、この内「ふうせん」の類は家の中に置けば家具扱いとなり、上記の方法で購入する事もできる。 夢見の館 この施設ではWi-Fi通信で任天堂のサーバーに自分の村のデータを送り、他のプレイヤーに「夢」として公開できる。公開された夢の村を500ベルで見に行き、見終わった後に評価や通報もできる。 夢の登録をすると後述の村民パスカードに「夢番地」という12桁の数字が追加される。他のプレイヤーの夢番地を夢見の館で打ち込むことで夢番地の村をピンポイントで見に行く事ができる(条件を指定したり、完全におまかせで村を決めることも可能)。なお、夢番地を知られたくない場合は更新前に非公開設定にする事も可能(数字が全て灰色の「×」になる)。 あくまで「夢」なので自分や相手の実際の村に影響は全く起きず、夢としておでかけする方も気兼ねなく楽しむことができる。夢の村の住人とコミュニケーションをとったり、家の家具のレイアウトや公共事業の使い方を自分の村作りの参考にするのは勿論のこと、花畑を走って荒らす・木を斧ですべて切り倒すなどの無法な行いをしても、夢から覚めれば全て元通りとなる。 前作までの来訪者の一人である「セイイチ」が夢の村の何処かにおり、話しかける事でその村のプレイヤーが作ったマイデザインを持ち帰ることが出来る。マイデザインは夢の更新前に任意で他者に配布するかどうか選ぶことができ、配布しないほうを選んだ場合はセイイチは出現しなくなる。 2回目以降村のデータを更新すると、その度に謝礼金として5000ベルが貰えるため、更新する意欲が生まれる。他にも何人が自分の村に訪れたか・何処の村の何というプレイヤーが見に来たかを教えてもらうこともできる。 博物館2階の展示室 公共事業で博物館に2階を作ると展示室ができる。1万ベルで部屋を最大4部屋まで借りる事が可能で、一度借りたら追加料金無しで永久に借りたままにでき、中に自宅と同じようにレイアウトができる。倉庫にするもよし、すれちがい通信で配布したくないようなレイアウトの部屋を作るもよし。 2階に置いてあるロッカーは自宅や駅にあるものと中身を共有しているため、模様替えの際に遠い道のりを何往復もしなくて済む。 交番 条件を満たすと公共事業として設置可能。見た目の違う建物2種類のうちどちらかを選ぶことになる(取り壊し不可)。おまわりさんから村にきている人を教えてもらえる。たまに落し物のアイテムをただで貰える。 喫茶店 条件を満たすと公共事業として設置可能。今作ではミニゲームとしてバイトができるようになった。その内容はお客さんの好みを見分けてコーヒーを選ぶというもの。成功するとそこそこの値段で売れるアイテム「コーヒーまめ」と、ここでしか手に入らない特別なアイテムがもらえる。 クラブ444(ししょー) 条件を満たすと公共事業として設置可能。昼間に「ししょー」に食べ物を差し入れするとリアクションを教えてもらえる。 覚えたリアクションは証明写真の撮影に使えるほか、住人の前で使って反応を楽しんだり、チャット機能と合わせて他のプレイヤーとの意思疎通に使うことも出来る。毎日教えてもらえるので、本作を遊び始めて日が浅い人でも豊富な感情表現が可能。 土曜日はシリーズおなじみの「とたけけ」によるライブが楽しめる。演奏が終わると、聴いた曲が未入手の場合そのミュージックを無料で貰うことができる。 平日でも夜間はダンスフロアとして解放されており、友人を村に招いていっしょに踊ることもできる。踊ると言っても十字ボタンで簡単な動きができるだけで、フラメンコやブレイクダンスなどの本格的なダンスができる訳ではないが。 このとき流れる音楽はライブで聴けるとたけけの曲のアレンジで、時折自分の作った村メロが流れることもある。 村民パスカード バッジ プレイヤーが村民である事を証明するカード。通称「ソパカ」。表面にはプレイヤーの証明写真をはじめとした個人情報(*1)が明記され、夢見の館で村を見に行く際に入力する「夢番地」もここに表示される。 証明写真は商店街の隅にある「写真ボックス」で撮影できる(1回500ベルで、撮りなおしは写真を確定するまで無料で何度でも可能)。着替えや上記のクラブ444で覚えたリアクションと合わせて、様々な服装とポーズで楽しみながら写真を撮影する事ができる。 なお、写真が貼られていないと他のプレイヤーの村やオンラインの島へ行くことができないので、それらをする際は適当でもいいので一枚写真を撮っておく必要がある。 裏面には「バッジ」を貼るスペースが用意されており、プレイヤーのゲーム内での実績に応じて来訪者の「パロンチーノ」から貰う事ができる。ただしパロンチーノはバッジ入手の条件を満たしても晴天でないと現れない。 バッジは全24種で、色は金・銀・銅の3色。銅は人並みにプレイしているだけで貰えるものも多いが、金ともなると生半可な覚悟では入手できないものが殆ど。 バッジ自体は貰ったところで何の利益もない(強いて言うならプレイヤー自身に「箔」が付くだけ)ものの、基本的にゴールやエンディングといった概念の存在しない本シリーズにとってこの要素は大きく、目標の一つとしてプレイヤーのモチベーションの維持に貢献する。実際、バッジのコンプリートを目標に本作をプレイするプレイヤーも多い。 美術品の真贋を見極める つねきちから買える名画や彫像の中には偽物が存在するものがあり、『おいでよ』や『街へいこうよ』では買ってみるまで本物かどうか分からなかった。本作では絵の内容やポリゴンモデルが本物と偽物で少し異なるようになっているため、博物館に寄贈する際に無駄な出費をしなくても済むようになった。 ただし、一部住人の会話で買い取ることになる美術品は部屋に飾る、または博物館かリサイクルショップに持ち込むまで真贋が分からない。 真贋の差は様々で、「風神雷神図」では風神と雷神が逆の場所にいる、「見返り美人」が振り向いていないなどのありがちな物から、「サモトラケのニケ」の翼が悪魔の翼になっている、「円盤投げ」がUFOを構えているなど、感心したり笑ってしまう物まである。その面白さから贋作の方を気に入り、わざと贋作を買って自宅に飾る人も多い。 南の島 序盤に前村長の「コトブキ」が行けるようにしてくれる。今作ではローカル通信やオンラインでミニゲームを楽しむためのレジャーランドとなっている。 今までの作品では家の借金を全て返した後に買い取る物だったり、GBAと連動させて遊ぶ物だったり、そもそも存在していなかったりと役割がそれぞれ違っていた。 ミニゲームでノルマを達成するとメダルがもらえ、ここでしか手に入らないアイテムと交換できる。ミニゲームは昆虫採集や魚釣りなどの基本的な物から、住民とのかくれんぼや、ピコピコハンマーでロボットを叩いた回数を競う遊びなど一風変わったものが用意されている。 夜にはヘラクレスオオカブトやオウゴンオニクワガタなど、村では真夏にしか出てこない高価な虫がそこそこの確率で出現する。そのため序盤の金策として重宝する。 島へ行くには入場料として毎回1000ベルを払う必要があるが、それでもおつりが来るほどに稼げる。金銭価値の高い生き物だけを狙えば初心者でも30~40分で20万ベル前後稼ぎを出す事も可能であり、上級プレイヤーなら20分で30万ベル以上稼ぐのも容易。 今作は公共事業や自宅のローン返済などでお金が今までの作品とは比にならないレベルで消費されていくので、序盤から島で昆虫採集をして稼ぐのが定石となっている。村に来て数日で高価なムシがホイホイ獲れるのはシリーズ中でも珍しい。 ジンベイザメやダイオウグソクムシ(*2)など虫以外にも高価なものが数多く存在するが、効率の面から虫が優先される事が多い。もっとも、何を捕まえて稼ぐかは基本的にはプレイヤーの好みの問題である。 村と島を繋ぐ船の船頭は「かっぺい」が勤めており、行き来する間のかっぺいの歌が割としみじみくるので必聴もの。妻との出会いだったり、娘への親心を表現したものだったり、訳のわからない変テコな歌詞まで。間に挟むシュールなひとことが哀愁さをより引き立てる。ボタン連打で省略してすぐに到着させることも可能で、省略するタイミングでその時のかっぺいの台詞が変わるという凝り様。 操作キャラの性別によって出発前の応対や歌詞の内容が変わる。性別の違うサブキャラを作る事によって鑑賞可能。 海を泳げるようになった 「マリンスーツ」を手に入れることで海を泳げるようになる。海の中には泡が吹き出しているところがあり、素潜りして調べると海藻やサンゴ、カニなどの海の幸が手に入る。寒い時期に海に長いこと浸かっていると上がったときに体がブルブル震える。クラゲが現れることがあり、触れるとしびれて少しの間動けなくなる。 なお、この影響により「釣りの対象」としてのクラゲは本作では削除された。一方で、釣りの対象だった「タコ」は本作ではこの素潜りの対象に変更されている。 住民の性格・会話パターンの追加 男性の住民には「キザ系」、女性の住民には「アネキ系」が追加され、性格は男女合計8種類となった(キザ系は『+』、『e+』の島にも似たような性格の住民が存在した)。 キザタイプは男の前でもキザなため、「会いたかったよ ○○(プレイヤー名)くん」や「○○の香りが~」「キミが欲しい!(家具関連の会話)」などと発するためちょっとドッキリしてしまう。そのせいか一部ではゲイ扱いされることも… 長時間プレイしていると「疲れてない?」「適度に休んだら?」と住民が気にかけてくれる。お昼時だと「お昼ご飯食べた?」と聞いてくれる。ちょっぴりうれしい。 ファッションアイテムの大量追加 新たなファッションアイテムとして「ワンピース・ボトムス・スカート・靴・靴下」が登場。ファッションの自由度が大幅に広がった。 これまで男の子は「半袖シャツ+グレーの半ズボン+緑の靴下」、女の子は「ワンピース(*3)+ボーダー柄の靴下」というスタイルが常識だったが、上記のアイテムの登場により男の子に違うデザインのズボンを履かせたり、女の子にシャツ型の服とスカートを別々に着せたりすることが可能となった。なおこの仕様変更により、女の子をワンピースから通常の服に着替えさせると、アイテムではないグレーのスカートが自動的に付くようになった。 通常の服に関しても、長袖のものとノースリーブのものが登場。デザインはそのままに袖の長さが違う服なども存在し、キャミソールやダッフルコートなど袖の違いを活かした新たなデザインの服も登場した。 「靴」は前作ではスニーカー型で固定かつ色を変えられるだけ(おまけに有料)だったが、独立したアイテムとなった事で様々な種類が登場した。従来のスニーカー以外にブーツやサンダルなどが登場し、色のバリエーションも前作とは比べ物にならないほど増えた。 この仕様変更を利用して、男性むらびとをいわゆる「男の娘」にできるようになった。 以前の作品でも男性主人公の髪形を女性の髪形にカットしてもらうことは可能だったが、男性は半ズボン(非アイテム)が外せなかったために服装に制限がかかっていた。本作ではコーディネート次第でこれを撤廃できる。 ただし女装してもゲーム上の利点はない。一部のキャラから特殊な会話を聞きだせる事もあるが、逆に言えばその程度である。また、オン島やコミュニティサイトで他プレイヤーから変な絡まれ方をされる場合もあるので留意しておくこと。実際、ファッションではなくセクハラ目的で女装をする迷惑プレイヤーというのも少なからず存在する。 一部のスカートやワンピースを着せると男キャラでも女の子走りになる。気になる場合は「スコップ」など両手持ちのアイテムを持たせることで防ぐことも一応可能。 「キルト」や「がくしのふく」など、一見スカート・ワンピースに見えても男女兼用として設定されているものも存在し、それらは例外として着ていても女の子走りにならない。 逆もまた然り。女の子を男装させてボーイッシュにしたり、とても女の子には見えないような奇抜な格好にする事も可能。 その他 ある程度ゲームを進めると現れるキャラクター「レイジ」にお願いする事により、村に生えた雑草を全て一発で除去できる。上記の「美しい村条例」と同様に、日を空けてしまったプレイヤーにとって嬉しい救済処置といえる。 名物キャラの一人「とたけけ」から貰える「ミュージック」が、ようやくまともなアイテムとなった。これまで通りとたけけのライブを見ることで貰える他、商店がホームセンターまで成長すれば店頭で購入できるようにもなった。 家の中でカメラを360度操作する事が可能となり、部屋を真横・奥側から見る事も可能になった。 一部、上に物が置けそうで置けなかった家具(みどりのカウンター等)や、タンスの上にも家具や物が置けるようになった。 ただし残念ながら、家具を置いたタンスはAボタン短押しで触れたときに上の家具が優先されるため、その部分からはタンスを開く事ができなくなる。 ※「amiibo+」で改善。 住民たちと会話などで渡した家具を、家に飾ってくれるようになった。 おつかいとして家具を要求される事があるが、大きさや台に乗るか等条件さえ合えば自分の好きな家具を勧める事もできる。 会話で家具の交換などのやりとりをし、後日家に遊びに行ったときにいつか渡した家具を使ってくれていると、少しうれしくなる部分である。 時間の異なる村へ移動しても、カブが腐らなくなった。 これにより稼ぎが比較的楽になるだけでなく、あえて別の季節を楽しむプレイヤーともカブ関連でのやりとりが可能となった。また、タンス等収納家具に入れる事も可能となっている。 おでかけでカブが腐らない事は、公式のQ Aにも書かれている。ただし、土曜日を過ぎてしまうと腐る条件はそのままなので、うっかり忘れないようには注意が必要。 amiibo+版の新機能 amiibo対応 amiiboを利用した様々な要素が追加された。あくまで一部の要素が楽になったりお得になるだけで、「ゲームで遊ぶのにamiiboが必須になった」というわけではない。 他のamiibo対応3DSソフトと同様、Newでない3DS・2DSでは別売りのNFCリーダー/ライターが必要になる点は注意。 村の中に落ちているランプを拾うことで、ランプの精である「ゆうたろう」を呼び出すことができるようになる。 ゆうたろうに話しかけてamiiboを読み込むことで、1日に1回だけ一般の住人を村に勧誘したり、固有の住人のブロマイドをもらえたりできる。 amiiboフィギュアか追加住人のamiiboカードを読み込んだ場合は、後述のオートキャンプ場に対象の住人を呼び出せる。固有住人以外は村への勧誘が可能。 amiiboフィギュアで固有住人を呼び出した場合、その住人が担当する業務(たとえばしずえの場合は村の役場の仕事)がその日の間実行できなくなる。 後述の追加ミニゲームでもamiiboを使用可能。 ゲーム開始時のメニューに追加された「amiiboカメラ」では、プレイヤーキャラやamiiboで読み込んだ住人を自由に配置して写真を撮ることができる。 『どうぶつの森シリーズ』のamiiboフィギュア・カード以外に、『ゼルダの伝説シリーズ』『スプラトゥーン』『モンスターハンターシリーズ』の一部amiiboフィギュアが対応している。 くらしサポート プレイヤーごとに日常生活の中で行える簡単なクエストが日替わり・週替わりで設定され、達成すると「ふるさとチケット」というアイテムが貰える。 ふるさとチケットは下記のオートキャンプ場での通貨代わりとして家具の購入に使用できる。 郵便局のATMでベルへの換金もできるが、オートキャンプ場で買える追加家具の多さと上記のベル稼ぎ手段が相変わらず有効であるために優先度は低いだろう。 オートキャンプ場 新キャラクターの「パニエル」が経営しているキャンプ場。固有住人がキャンピングカーで泊まっていることもある。 交番建設時に選ばれなかった方のおまわりさんや、アップデート前は夢の村にしか登場しなかったセイイチもキャンピングカーでの宿泊対象になっている。 隠し倉庫 たぬきハウジングの改築メニューに、最大360個ものアイテムを格納できる「隠し倉庫」が追加された。 画面タッチによる模様替え 隠し倉庫導入後、『ハピ森』にも登場したタクミによるレクチャーを受けて、タッチペン操作による部屋の模様替えができるようになる。 『ハピ森』との連動 タイトルメニューの「ハッピーホーム連動」で『ハピ森』のセーブデータ(パッケージ版・ダウンロード版どちらでも可)を読み込むと、カタログで巨大な家具を注文できる他、タクミからプレゼントを貰える。 本作と『ハピ森』の両方がパッケージ版だった場合でも、しずえのアナウンスに従って途中でゲームカードを差し替えるようになっている。 ミニゲームの追加 新規家具のWiiUを配置すると『amiiboフェスティバル』でも遊べた「無人島脱出ゲーム」を、ニンテンドー3DS(派生含む)を配置すると完全新規の「どうぶつの森パネポン」を遊べるようになる。 「無人島脱出ゲーム」はマスで区切られた島を探索し、島を脱出するための筏の材料を探す。本体のゲームコインを2枚ずつ消費して住人をプレイヤーキャラとして3人呼び出すが、対応amiiboを使用すると消費無しにamiiboに対応した住人を呼び出せる。 「パネポン」は従来のパネポンシリーズとほぼ同等のシステム。『どうぶつの森』のamiiboフィギュア(カードは不可)を使用すると、キャラに応じた特殊能力をプレイ中に発動できるようになる。amiiboが無くても村長・サブキャラの特殊能力を使用可能。 これらのゲーム機はフォーチュンクッキーや一部住人のキャンピングカーで入手できる。 ミニゲーム内で特定の条件を満たすとふるさとチケットや限定の家具などを入手可能。 新規家具・衣装などの追加 『ハピ森』で追加されたものや、『amiibo+』で新規に用意されたものなど非常に多くのアイテムが追加されている。 村を取り壊す際の資金への還元 これまでの村を初期化して最初から遊ぼうとする際、たぬきちから村の買取を提案され、その村の様々な要素を換金した金額が提示される。買取金は新規データのATMにあらかじめ振り込まれた状態になる。 換金額の確認だけで初期化をキャンセルすることも可能だし、あえて従来通り無一文で初めからやり直すこともできる。 amiibo+版での変更点 ほとんどのバグ・不具合が修正された アップデート前には重大なバグが多く残っていたが、それらがほとんど修正された。 タヌキインパクトの発生阻止がある程度簡単になった マイデザインを敷いた箇所には建設予定地が作られないという仕様に変更されたため、道路などをマイデザインで作っている場合にマイデザインを張り直す手間が減っている。 ただしマイデザインを含めて家を建設できる箇所が確保できない場合はその限りではない模様。また花畑などを考慮しないのも相変わらず。 余程苦情の多い問題点だったためか、Twitterの公式アカウントや「どうぶつの森 観光局」でも告知・謝罪している。 たけのこの出現率の低下 竹からたけのこが生える確率が低下し、増殖しにくくなった。こちらは謝罪こそ無いものの、公式Twitterアカウントで触れられている。 オンラインの南の島に関する変更 島に移動する際のロード中に、オンラインのマナーに関する告知が表示されるようになった。 暴言を吐くプレイヤーの発言を非表示にしたり、カウンターを通さずに村へ帰れるボタンが追加されたことで通せんぼを無意味にするなど、嫌がらせ対策が追加された。 一部アイテムの仕様変更 椅子などに座ったままピアノなど目の前の家具のアクションを起こせる、タンスの上に家具が乗っている場合でも上に載っている家具のアクションよりタンスの開閉が優先される、村に漂うバルーンを割った時にバルーン家具以外の家具(追加家具も含む)が出て来ることがある、一部手持ちアイテムを持ったまま木を揺らせる、衣装を家の壁に掛けられるなど、細かい仕様が変更された。 フグの売却価格が125ベル→5000ベルと大幅アップした。元がレア度と釣り合っていなかっただけにうれしい修正。 評価点 シリーズを通して好評だった点はあまり変わっていないため割愛。 前作までの問題点を解決した 前作が据え置き機なのに携帯機と同じくらいのボリュームだったことを反省したのか、『e+』までの作品に存在した日本の行事や世界の祭りが復活、音楽も新規で作り直されるなど物量が増した。DS版で好評だった誕生日を祝うイベントは、専用のBGMとパーティ会場(誕生日を迎えた住民の家が飾り付けられ、大きなケーキが飾られる)を追加して復活、住民から写真をもらうイベントも復活。家具も増えた上、リメイクで印象をがらりと変えられる物もできた。 前作で不評だった「街」は「商店街」という形でリファインされ、時間が経つにつれ発展する様を見る楽しみもできた。まめきち・つぶきちの店は商店街にあるが、アイテムの売却はリサイクルショップでもできるため、金策の際に遠くまで足を運ぶ必要がない。 テキストも柔らかく、優しい表現のものになった。アタシ系は特に変化が大きく、他の性格の住民の場合は何回も話しかけていると普通は「しつこい」と怒られるのだが、「そんなにアタシに話しかけてくれるなんて…」と喜んでくれるようになった。 「マイデザイン」はQRコードを出力、3DSのカメラで読み込むことでユーザー間での共有が楽になった。自分で作った作品をQR化すれば、ゲーム内で保存できる数の制限も気にならない。 壁掛け家具 今まで家具は床に置くことしかできなかったが「壁掛け家具」というものが登場し、レイアウトの自由さや家具のバリエーションが広がった。 今作からの新要素だが、「ていしょくやのテレビ」「ペナント」「ウォールランプ」など実に数多くの家具が存在する。マイデザインや絵画、ミュージック(今作ではジャケットを飾れる)も壁に貼ることができる。 村の形を厳選しやすい 村の名前を決めた後、みしらぬネコから村の地図を見せられ「この村だよね?」と聞かれる。違うと答えると別の地図を見せられる。このとき見せられる地図は3つ。どれも気に入らないときはゲームを終了してまた起動すればいい。 今までは村についてから地図をもらっていい土地か確認する必要があったが、今作ではこのように村に入る前に確認できる上、複数の選択肢が用意されるため厳選が楽になった。自分の家も1マスごとに建てる場所を調整できるようになったので厳選する際の手間がひとつ減った。 水やりした花の区別が付くようになった 前作までの「花に水やりをしたか分かりにくい」という問題点がようやく解消。水やりをした花からは水が滴り落ちるようになり、水やりを終えた後も細かい輝きを出すようになった。条例で水やりをしなくても枯れないようにできるため、ガーデニングがしやすくなった。 住人も積極的に花を植えたり水をやったりするようになったので、いつの間に花畑ができていることも。 しかし、花畑が大きくなってくると住民の勝手な花植えや水やりが邪魔になってくる。きれいな村条例を施行したまま放っておくと、勝手な花植え・水やりで村じゅうが花で溢れ返り、走ったり他のアイテムを置いたりするスペースが無くなってしまう。最終的には、増えすぎた花を適度に摘み取っていく作業が必要になる場合も。 家がシリーズ最大の大きさに 1階と2階と地下室があり、1階の北、東、西にひとつずつ部屋があるという構成は変わらないものの、全ての部屋が1階中央と同じ大きさまで拡張できるようになった。 また、今回は内装だけでなく家の外観もたぬきちの店「たぬきハウジング」でカスタマイズできるようになり、より自分好みの家を作ることができるようになった。 『e+』以来、キャンプ場が復活した 公共事業の一つとして村の中に建設可能。低確率で他の村から来た(という設定の)住人がテント(冬季にはかまくら)を張って1日の間過ごしていることがあり、これまで通りミニゲームで遊んだり、本作では自分の村へ勧誘する事もできる。 ある裏技でキャンプに来る住人を厳選することもできるので、村に勧誘したい住人が出るまで粘るプレイヤーも少なからず存在する(通称「キャンプ厳選」)。 すれちがい通信 通信機能が強化された3DSの性能を活用している。上記の「住宅展示場」の他にも、他の村から住民が引っ越ししてくるなどの要素がある。『おいでよ』に比べ、「メッセージボトルを流さなくても通信ができる」「20件まですれちがった記録が保存できる」「別のゲームを遊んでいても通信できる」などハードルがかなり低くなったので、通信するチャンスも増えた。 シリーズの名物キャラ「リセットさん」の登場可否がプレイヤーの任意になった セーブせずにゲームをリセットするとプレイヤーを長々と説教していたリセットさんだが、本作では事業仕分けにより彼の職場であった「リセット監視センター」が廃業になっており、その存続を村長たるプレイヤーの手で選べるようになった。 リセット監視センターが出来ていない間は、いくらリセットしてもリセットさんは出現せず、しずえ(後述)に手短にやんわりと注意されるだけで済む。 ちなみに、初リセット時に「リセットしちゃだめなんですか?」という、どこかで聞いたような台詞を発した事が一部で話題となった。 「リセット監視センター」は初リセット後に公共事業のリストに追加されるが、建設費用が368000ベルとかなり高い上に撤去は不可能。それだけ聞くとデメリットしかないようにも思えるが、ある条件を満たすとリセット監視センター内に入ってレアアイテムの「写真」が貰えたり、ある時間帯に一定確率でカフェにリセットさんや兄のラケットさんが登場し、コミュニケーションがとれるなどのメリットも一応ある。 しずえがかわいい 村長(プレイヤー)の秘書として「しずえ」というどうぶつ(シーズー犬)がサポートしてくれる。24時間役場で業務を行っており、深夜でも早朝でも公共事業や条例の変更などができる。 彼女はゲームを始める際にプレイヤーに対して挨拶をし、その日にイベントがある際は丁寧に教えてくれる。時間を変更する際に「時間、ずれちゃってました?」と申し訳なさそうにしたり、仕事中に居眠りをしてしまったときに「夢の中で仕事してました!」と得意げな顔をしたり(当然、社会人としては大問題であるが)、イベントでコスプレをしたり……表情豊かでお茶目で真面目、という「萌え」の固まりのようなキャラが人気を博した。 なお、データを初期化する際に彼女が呼びかけてくる上、思い出を語り泣き落としをかけてくるため罪悪感からデータを消せないユーザーが続出した。 その結果、データを消さずに売却した者も登場。中古品を購入した新たなプレイヤーが開始直後に泣きを見ることもあったとか。 これらの要素から本作で初登場したキャラであるにもかかわらずシリーズ中トップクラスの人気を獲得し、現在ではシリーズの代表として様々なゲームやメディアに登場している。 ちなみにハッピーホームアカデミーに勤める双子の弟・ケントがいるが、彼は24時間雨が降ろうが雪が降ろうが何があっても外で立ち続ける(一応レインコートは着ているが)キャラとなっている。 スクリーンショット撮影機能 LボタンとRボタンの同時押しで、3DS本体かSDカード内にプレイ中の1シーンをスクリーンショットとして保存できるようになった。 ゲームを終了すること無くTwitter等に画像を投稿できる3DSの機能やコミュニケーションサービスの普及などにより、ユーザーの楽しんでいる姿がダイレクトに伝わってくるため、本作が気になり購入したという人も多い。 問題点 非売品家具の多さとそれに見合わない収納事情 コンビニ以降のまめきち・つぶきちの店では、一度手に入れた家具や衣装(非売品を除く)を後から注文できるカタログ注文ができるようになるが、カタログ注文の対象外となる非売品の家具や衣装などが非常に多い。ほとんどは期間限定でしか手に入らないか、入手に運や積み重ね、大金が絡むものばかりなので捨てるに捨てられずどんどん溜まっていく。 例としては「おかしシリーズ」「おうごんシリーズ」「カーニバルシリーズ」「きのこシリーズ」「ゴージャスシリーズ」「たまごシリーズ」「だらしないシリーズ」「バルーンシリーズ」「マーメイドシリーズ」「ゆきだるまシリーズ」「リゾートシリーズ」「かいぞくテーマ」「サカナテーマ」「ムシテーマ」など。 グレースの店で購入できる家具や服飾品も全て高額、かつ非売品扱いである。 今作ではアイテムをタンスに180個しまえるようになったが、上記の非売品などを溜めこみはじめると容量が足りなくなってくる。サブキャラクターの家や博物館の展示室を倉庫代わりにしても足りなくなることも。最終的には村の外に放置したり、最悪の場合優先度の低いものから売り払うなどの取捨選択を迫られる事も多い。 ※「amiibo+」で改善。 すれちがい通信の項でも述べたが、住宅展示場では市販の家具でもリメイクされていると非売品扱いとなり、購入する事ができない。やり込んでいるプレイヤーは当然様々な家具を所持しているが、そういう家に限って大半の家具がリメイクされているというのはよくある話。 また各国で発売されている海外版限定の家具や期間限定の配信家具も多数あるため、通信を用いる以外に入手できない点も、この問題を後押ししている。 「最初にできること」が少なすぎる 村長の仕事をする前に、住民から信頼を100ポイント分集める必要がある。住民の頼みを聞く、釣ったゴミを捨てる、花に水をやるなどの行為で数ポイントずつ溜まっていくが、80ポイント辺りからなかなか上がらなくなる。 ポイントを稼ぐ方法は上記の通り様々だが、殆どが最初の一回限定なのが辛い。ゴミの処分によるポイント稼ぎは何回でも可能だが、本作ではゴミアイテムを売ろうとすると逆に所持金を取られてしまう(前作までは売値が付かない(売価0ベル)だけだった)。要求される金額は80ベルと安いものの、資金集めの手段に乏しい開始直後では無視できないデメリットである。 頑張ってポイントを溜めると次の日から仕事ができるようになる。すれちがい通信は家の頭金を支払い、家が建った次の日からできるようになる。家具のリメイクは村長就任から7日以降(他にも条件があるが割愛)でなければできない……など、今作目玉の新要素がしばらく楽しめない状態が続く。もっとも、2~3週間経てば以降は自由度がシリーズで1番高くなるため、発売した頃に遊び始めた人はもう気にしていないだろう。 手軽さが落ちた 携帯機で発売された本シリーズの前作「おいでよ」から圧倒的にボリュームは上がったが、その分やらなければならない事も増えたので手軽さが落ちたとの声もある。 前作ではたぬきちのアルバイトを終えれば後は自由にプレイできるので、気軽にデータ消去をしてやり直す事もできた。しかし本作では上記の通り「最初にできること」が少なすぎる上、公共事業や下記の引っ越しテロ等色々と腰を据えてプレイしなければならなくなった要素も登場したので、初めからやり直すとなるとかなり面倒くさい事になってしまう。 引っ越しテロ(通称「タヌキインパクト」) ※「amiibo+」で改善。 今まで「自分が気づかないうちに引っ越していく」という悲しい別れはよくあったが、今作では「前ぶれなく引っ越してくる」という新たな問題が生まれた。前作では「ここに誰か引っ越してくるかもしれない」ということを暗示する立て看板があったが、今回はそれがない。 何処にいつ引っ越してくるか全く予想できないため、発売直後は「アイテムを置いていたら次の日にそこに引っ越しされてアイテムが消えた」「きれいに植えた花畑を潰された」「特産品以外のフルーツ(*4)を植えたら、次の日にそこに家が建っていた」「公共事業で公園を作ろうとしていた予定地に引っ越してきた」などの事件が後を絶たず、ユーザーの阿鼻叫喚の声がさまざまなコミュニティで響き渡った。 もちろん、消されてしまったアイテム・花・フルーツなどは非売品・貴重品であろうと一切返してもらえないし、賠償もナシ。せめて後日交番に届くなどして返してほしいものである。 家が建つのは「一定以上のスペースが空いている場所」と決まっているため、海辺のほか川・崖・岩・既に建っている家の真横などにアイテムを置いたり花を植えれば安全ではある。だが、そういった位置ではフルーツの木は育たないし、そもそもそのような制限が生じてしまうのは本シリーズのコンセプトと相反する。 ちなみに、名称の由来はシリーズ皆勤キャラである「たぬきち」が本作では不動産屋を勤めている事から。ただし、オープニングの展開からも分かるとおり立地を選んでいるのは住人の方であり、たぬきちはそれに従っただけという意見もある。このような意見もありながらたぬきちだけが悪いかのような名称となったのは、彼が旧作において様々な理由でプレイヤーの顰蹙を買っていたことが大きい。 現在は有志により、公共事業を利用したりすれちがい履歴を管理したりするなど様々な対策方法が発案されているものの、依然として油断したプレイヤー達の悲鳴は鳴り止まない状態である。 住民関連 住民から頼まれたプレゼントを配達するお願いで、頼まれたプレゼントを届けた時に「中身の当てっこしない?」と聞かれることがある(全住民共通)。 これはプレゼントの中身が「服」や「家具」といったアイテムの種類を当てるというものだが、中身は完全にランダムで運任せであり(一応、服である可能性が最も高い)、当たればアイテムが貰えるが、外れると「残念」と言われ何も貰えないまま終わってしまう。ちゃんと仕事をこなしたのにお礼ナシというやる気の失せる仕様。「残念」と言うだけでお礼の言葉すら言ってくれない。 前作まではちゃんと仕事をこなせばお礼と共に必ず何かしらのアイテムが貰えた。 「シーラカンス(*5)を釣ってきてほしい」など、住民が明らかに手間と報酬が釣り合っていない依頼を出してくる。 そういった依頼の場合、報酬は住民の写真などの希少品になる確率が高いのだが、「ゲーム序盤だとお金の方が重要」「やり込んだ後だと写真くらいは入手済み(写真は他の方法でも入手可能)」である事が多く、意味が薄い。 住人がプレイヤーの持っているアイテムを、別のアイテム又はベルと交換して欲しいと要求してくる事がある。始めて間もない頃は未入手アイテムを入手したり、物を高値で売る手段としてそこそこ役に立つものの、アイテムと所持金の両方に充実してきた頃には鬱陶しいだけのイベントになってしまいがち。 上記のケースと同じく、明らかに報酬と釣り合わない要求をしてくる事も多々ある。その様子から、一部のプレイヤーからは「詐欺」だの「ボッタクリ」だのと言われることも…。 自宅にいると、好感度の高い住民が予約なしで家に訪問してくるようになるというサプライズがある。 住民がいると家具を動かせなくなるため、時と場合によっては「模様替えの邪魔」になることもある。 漫画作品の一つである「ホヒンダ村だより」の10巻では、このイベントは残念ながら「とつぜんこないで」というネガティブなサブタイトルで紹介されている。 公共事業関連 せっかくの目玉の一つとされた公共事業が、多少不満点があるものになってしまった。 公共事業の建設費用が非常に高い。『e+』にも似たようなもの(オブジェ)があったが、そちらは一番高額なオブジェ(タマゴ)でも32000ベルであった。それと比べると今作では建設費用に10万ベル以上必要なものが大半である。 最も安い「いなほし」ですら17400ベル必要で、最も高い「タワー」はなんと726000ベルもする。いくら本作では資金集めがしやすくなったとはいえ、初見では目を疑ったプレイヤーも多いだろう。 マイデザイン看板(40000ベル、撤去しない限り立て直し不可)を立てることもできるが、ゲームキューブ版(500ベル、いつでも立て直し可)と比べると80倍の値上げ。1つ立てるのに最低でも2日かかる(初日に建設位置を決め、お金を払う。翌日に完成といった具合)ため、容易に立てられないようになっている。 ただし、今作では上記の通り「南の島」で珍しい魚・虫・海の幸を捕獲し売却すればベルを簡単に稼ぐことができるようになっているため、浪費癖でも無い限りは高すぎて払えないレベルではない。 公共物は住民からの提案によって増えていくのだが、提案されるかどうかが完全にランダムになっており、全く発生しないことがしばしばある。 公共物を設置するには「公共物のスペース+周囲1マスの空き地があること」が条件となるため、ベンチのすぐ横に街灯を置いたり、花壇を何個も繋げたりということは不可能。また、他の施設や岩が近くにある場合も公共物を設置できない。 特にやっかいなのが橋で、他の公共物とは違い橋は周り4マス程度を空けておく必要がある。知らずに他の公共物を建てたり、住民の家が川の近くにあると架けたい所に架けられなくなることも。 カフェや交番など、村の中に建設する施設の中に一部撤去不可能なものが存在する。どれもプレイヤーとしては一日でも早く建てたくなるものばかりだが、いい加減な位置に建ててしまうと後で取り返しの付かない事になる場合もある。 細かいことなのだが、2種類の交番は建てる方によって柴犬とブルドックのおまわりさんが固定となっており、建てなかった方に勤務するおまわりさんには会えなくなる(一応、他の村に遊びに行ったりすれば会えるが)。過去作では二人揃って登場しており、シリーズおなじみのキャラなので「日替わりで登場して欲しかった」という声も。 ※「amiibo+」でもう一方のおまわりさんも村に来る機会が増えた。 来訪者関連 今作でまめきち・つぶきちの商店の最大ランクである「デパート」を建設するには、デパートの一段階前の「ホームセンター」を建設した後に村へ来訪するファッションデザイナー「グレース」のファッションチェックを受ける必要がある。 グレースの出題するテーマに合わせたファッションを見せ、通算4回合格すれば晴れてデパートが建設されるのだが… 来訪者はグレースを含め最大5人存在し、一週間の内最大で3人までランダムで来訪する。来訪のタイミングも完全にランダムであり、更に少なくとも4回来訪する必要があるため、運が悪いと最後のファッションチェックまでに何か月もかかってしまう。 来訪者の一人である占い師「ハッケミィ」は、サブキャラを含め合計15回占ってもらうことで公共事業としての占い屋を提案され、商店街に定住させることが出来る。サブキャラを使用しないと定住させるのはデパート建設以上に至難の業である。 自宅で無料で占いが出来る「うらないテレフォン」という家具が存在するため、そちらで代用は可能。ただしこの家具は入手が期間限定な上、占いの内容は有料である分ハッケミィのほうが具体的で伝わりやすい。 持ち物関連 スコップや釣りざおなどが実質必須アイテムのため、その分だけ持ち物スペースが相変わらず圧迫される。手持ちの手紙に預ければ予備のスペースとして利用できるが、それでも魚釣り・虫捕り・ガーデニング・貝殻拾いなどの際は頻繁に店や自宅と往復することになる。 サイズに個体差のあるサカナやムシはともかく、花・貝殻・鉱石などがフルーツのようにスタック所持できないのは不便。 サカナ・ムシ・海の幸関連 海・川沿いを走ったり、海を泳いでいる時に魚影に接近すると魚を驚かせて逃してしまう事がある。魚影に気をつけて行動していればなんともないことだが、ほぼ確定で高価な魚であるサメ体形または最大サイズの魚影を逃した時のショックは大きい。 前述の「海の幸」の捕獲は、魚釣りや虫捕りに比べると色々とシビア。 明らかに主人公の水泳能力・潜水能力を上回る動きで逃げ回る生物がおり、魚や虫に比べて捕獲が難しい。クラゲによる妨害が入る点も魚や虫より難しい要因。 海の幸を逃がす方向を考えなければ、主人公が入れない海の領域に逃げてしまう。 しかし、影の真上で潜りボタン連打で追いかけ続ければ捕獲できないわけでもなく、特に高速で逃げ回る「カニ」類は高く売れるためやりがいはある。 魚・虫・海の幸のサイズの記録は最大のみで最小がない。最大サイズに比べれば地味ではあるが、記録を狙う場合は最小も狙ってみたいものである。 現実の生態に沿っているため仕方が無いが、冬に出現する虫の種類が少なすぎる(反対に夏は楽園と化すが)。冬は魚の種類も少なめになり、採る楽しみの少ない心細い季節になってしまう。 特定の時期以外に村の「ため池」に出現する魚影は100%ゴミであり、いくらなんでもバレバレすぎる。 竹害問題 ※「amiibo+」で改善。 本作ではバナナ、マンゴー、柿などの新たなフルーツが追加され、その中で特殊なものに「たけのこ」が追加された。土に埋めるとたけのこが成長して竹となり、現実のもの同様その周辺から新たなたけのこを掘り出すことができる。しかし、このたけのこを掘り返さないと翌日に竹の芽となり、そのまま成長してしまう。 すなわち、たけのこを放置するとどんどん竹が増殖する。 現実の竹も繁殖力の高さと根絶の難しさから生態系破壊の原因となっているが、スローライフゲームでそこまで現実を再現されても困る。 現実同様、ちゃんと竹を管理し、毎日たけのこを掘り出せばこの問題は防げる。むしろたけのこは名産以外のフルーツと同価値なので金策としてはそこそこ優れたアイテムである。たけのこの発生する竹を中心とした5×5の範囲を花やマイデザイン湧き潰しする方法も有効。 本作の竹はあくまで観賞用以外の利用方法は無く、揺すっても何も出ず撤去にはオノとスコップが必要。竹の実装自体は和風・中華な雰囲気を出すアイテムとして喜ばれたが、次第に見た目以外の旨味の無さと繁殖力が原因で嫌われるようになった。 公式もこの問題は認識していたようで、amiibo+である程度は改善された。また、続編となる『あつまれ』では竹1本あたりのたけのこ生成数に上限が設けられた他、同作の新システムに合わせて竹・たけのこ双方に多くの利用価値が生まれ、竹を育てるメリットが大幅に増えた。 ただし、前述の通りたけのこでの金策を行っていたユーザーには不評。これに関しては取捨選択とならざるを得ないため致し方ないところ。 操作性の問題 メニューを十字ボタンで操作できない、カテゴリをLRで切り替えられない、マイデザインはタッチでしか描画できない等、タッチパネル重視の操作性になっており、DS以前から遊んでいたユーザーにとっては煩わしさを感じる面が多々ある。 通信・セーブデータ関係の不具合 「夢見の館」で夢の更新をすると、ごく稀に夢番地が変更される事がある。この時、古いデータはサーバーに残ったままになるので「自分で自分の村を見に行く」という行為が一時的に可能となるが、一方で「村を見に来た人の数がリセットされ、0人になる」「村を見に来た人の数が正常にカウントされなくなる(*6)」「過去の村に見られたくないものや配布する気のなくなったマイデザインがあっても、データが残っている間は絶対に消せなくなる」などの無視できない弊害も発生する。 残ったデータをプレイヤーの手で消す方法はないため、こうなった場合はそのデータが誰の目にも留まらない事を祈るしかないが、消えるまでにかかる期間は不明。もし誰かが一度でも古い夢を見てしまった場合、消えるまでの期間は更に延びてしまう。 なお、この問題は本作が発売されて久しい今でも詳しい原因は不明とされている。 オンラインで遊んでいるとき、ひとりの回線が切れると全員がはじき出される。誰が原因か全くわからない上、状態が通信直前まで戻されるため「誰かが村、島に入ったとたんに通信が切れる」という事態になると非常に気まずくなってしまう。とくにオンラインの島ではメダル稼ぎや昆虫採集に燃えている人が多いため被害が大きくなる。 また、オンラインの南の島ではメニューを開いているプレイヤーが居る限り島から出られないという問題点がある。 ※「amiibo+」で改善。 セーブに数分ほどかかる、「フリーズしたと思って電源を切ったらデータが壊れた」「ゲーム起動時にエラーが発生しデータが壊れた」という報告も少数ながら確認されている。 本作はDL版(*7)のデータだけのバックアップができない為(*8)、データが壊れると取り返しがつかない。上記の不具合が無い場合でも、SDカードは長い間使っていると寿命が縮まり(特に無名メーカーや安物のSDカードでは寿命が縮まりやすい)、データの読み込みや書き出しが出来なくなる可能性もある為、本作の購入前にSD/SDHCカードを買い替えることをお勧めする。なおニンテンドー3DSLLではSDHCカードが同梱されている。 2013年3月18日に「更新データ Ver 1.1」が配信される前は特に多く見られた。現在はそちらの配信により報告は減っている(勿論、減っただけで「完全に無くなった」わけではなく、不具合が起きる時は起きてしまうのだが…)。 勿論データが消えたとしても1からやり直せばよいのだが、先述した非売品家具の多さや最初にできることの少なさなど、本作ではやり直しが苦になりかねない要素が妙に多いので…。 出会い厨問題 『おいでよ』『街へいこうよ』からでもあったが、本作は通信に関する機能が充実しているので通信を目的としたインターネット上における掲示板が非常に多い。 公式は見知らぬ人とフレンドコードを交換することを推奨していないが、通信をしないと解放されない要素なども多いので、周りにプレイしているユーザーがいなくて通信をしたい場合は利用することになる。 このゲームは女性プレイヤーが大半であり、小学生のプレイヤーもいるので、そういった層を狙った男性が後を絶えなかった。 他のオンラインゲームと違い、複雑な操作方法がなく誰でも遊べる内容が所謂「出会い厨」が増えた理由だろう。 さらに今作ではオンライン島というフレンドではないプレイヤーとも遊べる場所も登場したので、この部分がさらに問題になった。 ※「amiibo+」でオンライン島のマナー告知が追加。 直接的ではないが、こういった不特定多数の人物と一緒に遊べるゲームが『いつの間に交換日記』を悪用するプレイヤーが出てしまう原因になった可能性もある。 余談だが、任天堂はこの一件以降「任天堂から保護者へのお知らせ」という名で、通信プレイに対する注意喚起を行っている。 改造・チート対策 現在改造データを用いてオンラインの島に行く者が多発しているが、その対策は全く出来ていない。 「無限に使用できるおいしいフルーツ」などの改造アイテムを配布している者も存在する。 ただしこのゲームに限ったことではないが、本当に悪いのはチートに手を染める悪質なプレイヤーの方であることを留意しておきたい。 総評 『おいでよ』『街へいこうよ』の問題点を見つめて修正した上で新要素を盛り込み、シリーズの集大成とも言えるボリュームと完成度を誇る良作となった。 タヌキインパクトなど欠点が全く無いわけではないが、それよりも良い点の多さと大きさが遥かに上回っている。 その欠点も大半が大型アップデートで改善されただけでなく、更にボリュームが増しており、現在でも十分遊びごたえがあるものになっている。 発売からすでに5年以上経つが、本作の人気は未だに衰えていない。現在は安価で入手できるので、シリーズに興味がある方は是非遊んでみていただきたい。 関連作品 『どうぶつの森 こもれび広場』 2013年8月8日~2014年12月31日まで、WiiUにてダウンロードソフトとして無料で配信された。 内容は「『Miiverse』と連動したどうぶつの森のコミュニティサイト」と言える。 『とび森』で撮った写真やマイデザインをWiiUで保存・投稿したり、個別のどうぶつについて語り合ったりできる。 あくまで無料ソフトなので特別できることが多いわけではなく、これをやらねば入手できないアイテムなども特にない。ある意味「スローライフ」を掲げるどうぶつの森らしい関連作である。 とにかく画面いっぱいにたくさんのどうぶつが集まってる姿は実に癒される。 『どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー』 2015年7月30日発売。本作のシステムをベースとした番外作品。略称は『ハピ森』。番外作品には他にもDSiの電卓や時計などがあったが、「ちゃんとしたゲーム」としての番外作品は、意外にもこれが初。 本シリーズのお楽しみ要素の一つである「家作り」に焦点を当てた内容となっており、プレイヤーは不動産屋「たぬきハウジング」の社員となり、依頼人の希望するイメージに沿って家や施設をデザインしていく。 公共事業関係の問題など、本作の細かい難点や不満要素を一部解消した一方で、生き物の捕獲やすれちがい通信要素の削除など、こちらにはなかった難点も存在する。 「家作りが好きでたまらない」というプレイヤーにとっては待望の一作といえるが、家作りへの関心の薄いプレイヤーにとってはプレイする意義を見出しにくい内容ともいえ、『どうぶつの森シリーズ』の中でも好みの分かれる一作である。 『どうぶつの森 amiiboフェスティバル』 2015年11月21日発売。『とびだせ』や『ハピ森』のキャラクターが登場するパーティーゲーム。 ゲーム中にamiiboの使用を強制される点や内容自体の薄さから評価は低い。 冬服版のしずえのamiiboフィギュアと、一般住民であるキャラメル・ブーケ・パッチの特別仕様のamiiboカードの他、初回限定でケントのamiiboフィギュアも同梱されている。 当初は新品の初回限定版が通常のamiiboフィギュア1個と同等かそれ以下の値段で投げ売りされており、『amiibo+』がリリースされてからはamiibo目当てで値下がりした『amiiboフェスティバル』を購入する人が増えた。爆発的ブームとなった『あつまれ どうぶつの森』でもamiiboが使用できるため、現在ではショップによっては定価かそれ以上で売られるようになっている。参考:Amazon 余談 発売から時間が経っても店頭で売り切れが頻発し、わずか3か月で300万本を売り上げ、DL版も70万本売れるという前例の無い快挙を成し遂げた。 あまりの人気にソフトの入手が困難になるほどの品薄状態が続いていた。その模様は当時の任天堂社長・岩田聡氏が「当初の予定を上回る」とニンテンドーダイレクトにて謝罪する程のものだった。 これ以前の3DSのソフトに使われていない高性能の「SLC-NAND」型フラッシュメモリを初めて採用したことで増産が困難になったのが品薄の原因であることがわかっている。 2018年6月の時点で、『amiibo+』も含めた本作の売り上げは1,178万本を突破しており、『おいでよ』の1,175万本を上回っている。 また、廉価版と『amiibo+』を含めた日本国内の売上本数は500万本以上と、日本国内の3DSソフトで唯一、500万本以上を売り上げたソフトになっている。 本作にダウンロードコンテンツ(DLC)はない。このことについて発売前の決算説明会にて岩田社長から「どうぶつの森でDLCをやると儲かるかもしれないが、お金の力にあかせて遊ぶことは不健全になりかねないので開発チームと相談し行わなかった」という旨の発言があった。 DLCに対し様々な見解があるだろうが、この発言は現代のゲーム業界に一石を投じる発言ではないだろうか。 一方で『New スーパーマリオブラザーズ 2』では「好評だった」とも発言し、「プレイヤーとの折り合いがつくところを探している」と締めた。 「夢見の館」で見に行く事のできる村に「アイカ村」という場所がある。詳細は控えるが、その驚異的な完成度の高さ、様々な想像を搔き立てる細やかな構成、そして本作の牧歌的なイメージとあまりにも釣り合わない「恐ろしさ」から、プレイヤーの間では半ば伝説と化している。 その反響は凄まじく多数のフォロワーや模倣者を生み、独自の「恐ろしい」村を夢で公開したり「恐ろしい」部屋をすれちがい通信で披露するプレイヤーが続出した。最終的にはなんとゲーム雑誌『ニンテンドードリーム』に村の作者のインタビューが載ったほどである。 米国では2013年6月9日、欧州では同年6月14日発売。今作では海外の風習や専用アイテムも盛り込まれていることが『ほぼ日刊イトイ新聞』での座談会の場で明らかにされた。 日本版だけでは手に入らないレアアイテムが20種類以上あるとされている。後に海外版限定のアイテムも期間限定で何度か日本版でも配信されるようになっている。 + 紹介映像。開発の裏話等もちょっと語られている。 発売前 発売後 2018年12月7日に発売された『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』にしずえが参戦した。 2017年11月22日にスマホアプリ『どうぶつの森 ポケットキャンプ』が配信開始した。 2020年3月20日に続編となる『あつまれ どうぶつの森』がNintendo Switch用ソフトとして発売された。 2020年6月16日に無料配信されたNintendo Switchの『ジャンプロープ チャレンジ』が2020年7月2日にVer. 1.1.0にアップデートされ、しずえの新衣装が追加された。 余談(amiibo+) 本作の発売に合わせて、過去作の住人の一部やサンリオとのコラボ住人をデザインした本作用のamiiboカードが発売された。 『amiiboフェスティバル』や『ハピ森』では使用できない。『あつ森』では使用可能。 サンリオコラボ版はセブンイレブンで期間限定販売され、2021年3月26日に復刻版が発売された。
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/7865.html
おいでよ どうぶつの森 とは、【ニンテンドーDS】用のゲーム。 概要 ストーリー ゲームシステム キャラクター プレイヤー 基本施設の住民 訪問者 イベントで出るキャラ 関連作品 紹介動画 リンク 移植・リメイク コメント 概要 おいでよ どうぶつの森 他言語 Animal Crossing Wild World (英語) ハード 【ニンテンドーDS】 メディア DSカード ジャンル コミュニケーション 発売元 任天堂 開発元 任天堂 プロデューサー 江口勝也手塚卓志(ジェネラルプロデューサー)岩田聡(エグゼクティブプロデューサー) ディレクター 野上恒 プレイ人数 1~4人 発売日 2005/11/23 (日本) 値段 DS 4,571円(税別)WiiU 968円(税込) レーティング CERO 全年齢対象 対応機能 DSワイヤレスプレイすれちがい通信ニンテンドーWi-Fiコネクション シリーズ どうぶつの森シリーズ 移植・リメイク 【Wii U】? 【バーチャルコンソール】 日本販売数 約523万本 世界販売数 約1,175万本 【ニンテンドーDS】向けに発売したどうぶつの森シリーズの1作。 今までマイナーチェンジを繰り返してきた同シリーズだったが、携帯機で出すにあたって本作は大幅にリニューアル。 街の地形のブロック型移動スクロールが廃止され、シームレスなドラム式のスクロールへと変更。 サカナ・ムシ・家具なども複数のもの入れ替えられ、帽子やメガネ等のファッションが追加された。 最大の目玉としてニンテンドーWi-Fiコネクションの対応が行われており、本作はニンテンドーWi-Fiコネクション対応ゲームの記念すべき第一弾となった。 携帯機とコミュニケーション用ソフトの相性の良さからメガヒットタイトルとなり、低年齢層を中心に非常に幅広い支持を獲得。長らく「ポケットモンスターシリーズしか売れない」と評されていた携帯機ゲームの歴史を大きく塗り替え、最終的には国内約523万本、世界約1,175万本ととんでもない数値を記録。 本作の大ヒットによりどうぶつの森が任天堂を代表する作品へと飛躍し、メディアミックス展開が大々的に行われるようになった。 続編、【街へいこうよ どうぶつの森】は本作をベースとしている。 ストーリー タクシーにのって新しく住む街へやってきた! 役所の住民課であいさつをして… たぬきちのお店でアルバイト! 働きながら生活の知識を学んで行こう! 少しずつ村のどうぶつたちと 交流を深めよう! ゲームシステム 基本は【どうぶつの森】と同様。 共同住宅本作では1つの村で持てる自宅は一つのみとなっており、プレイヤー4人で1つの家を使って共同生活を送る事になる。そのためゲーム開始時はベッドで眠っている主人公達を選択する。また、借金は共用となっており、全てのプレイヤーが払うことができる。すべて支払った後に新しいプレイヤーが来た場合、村の生活に馴染むためとたぬきちのアルバイトは受けるようになっている。 シームレスな村村の区画という概念が消滅し、村全体が1マップとなった。村の地形はドラム式スクロールになっており、スムーズな移動が行える。その反面、生き物の再ポップの明確な条件がわかりにくくなっており、村のサイズは減少して崖も消滅している。 空とパチンコ新アイテムとしてパチンコが登場。これに伴い風船の仕様が変更され、上画面の空にたまに飛んでくる形に。パチンコで打ち落とせばプレゼントを獲得できる。【ジョニー】も宇宙飛行士に変わっており、【UFO】に乗って上画面に登場。これもパチンコで打ち落とせる。 新たな装飾品新しい装飾品として帽子とアクセサリーが登場。帽子はマイデザインを着ける事もできる。 星座と天文台博物館に天文台が追加。自分だけの星座を作ったり見たりする事ができる。作った星座は夜になると上画面に表示される。 喫茶店新たな施設として喫茶店が登場。1日1回200ベルでコーヒーを飲んだり、常連客と話したりできる。土曜日には【とたけけ】が登場。 美容室と髪型今回からは髪型を変える事もできるようになった。【たぬきち】の店がデパートになると美容室が追加され、そこで【カットリーヌ】に髪型を変えて貰える。 関所と役場今までのシリーズにあった駅・交番・落とし物が関所に、郵便局・村メロ掲示板・おやしろ(泉)・ゴミ捨て場が役場へと統合された。 マイデザイン新たにマイデザインを帽子に適応できるようになった。更にDSのタッチパネルを使用してデザインを打つ事も可能に。 ワイヤレス通信とWi-Fiコネクション本作ではおでかけは通信で行える。ニンテンドーWi-Fiコネクションを使ってインターネットを介したおでかけも可能。ただし、「ともだちコード」を登録した人同士でないと行えない。 すれちがい通信本作はすれちがい通信にも対応。ボトルメールを出してやり取りを行える。 細かい変更点 大半の家具・住民・ムシ・サカナが入れ替わっている。 季節イベントの殆どが一新。 島が廃止。ヤシの実はたまに流れ着くようになった。 花が水をやらないと枯れる様になったり、勾配ができるようになった。 【どうぶつの森+】、【どうぶつの森e+】では島限定の住民だった住民の性格が一般の住民の性格に変更された。これは以降の作品も同様。 期間限定のイベントのみの登場であるが、サルの住民が初登場した。 キャラクター プレイヤー 【むらびと】 基本施設の住民 【たぬきち】 【まめきち】 【つぶきち】 【カットリーヌ】 【ぺりこ】 【ぺりみ】 【きぬよ】 【あさみ】 【フータ】 【フーコ】 【マスター(どうぶつの森シリーズ)】? 【もんばんさん】? 訪問者 【あやしいネコ】 【うんてんしゅ】? 【おかあさん】? 【カブリバ】 【グレース(どうぶつの森シリーズ)】 【ししょー】 【ジョニー】 【セイイチ】 【つねきち】 【とたけけ】 【ハッケミィ】 【ぺりお】 【ホンマさん】? まいごちゃん? 【みしらぬネコ】? 【ラコスケ】 【リセットさん】 【ローラン(どうぶつの森シリーズ)】 イベントで出るキャラ 【コトブキ】 【ドンどんぐり】 ゆきだるま 一般住民は【おいでよ どうぶつの森】/キャラクターを参照。 関連作品 【どうぶつの森e+】…前作 【街へいこうよ どうぶつの森】…次回作 【劇場版 どうぶつの森】?…本作を基準とした劇場映画作品 紹介動画 リンク 公式ホームページ 移植・リメイク 【バーチャルコンソール】【Wii U】?向けに2016/07/27から配信。通信を利用したおでかけが行えないため、たぬきデパートにできる条件が若干緩和されている。 コメント 名前 全てのコメントを見る?
https://w.atwiki.jp/gamegame03/pages/14.html
楽しみ方はまさにあなた次第の人気シリーズ【どうぶつの森】の最新作がニンテンドーDSに登場です。現実と同じ時間が流れる世界で、好きなことをしながら、気ままに過ごしてみませんか。自分の部屋のインテリアをコーディネートしたり、お店で買い物をしたり、村に住む住民たちとの会話を楽しんだり…。ゴールやクリアーはありません。髪型を変えたり、アクセサリーをつけたり、服を選んだりオシャレを楽しむことも出来ます。本作品では、キャラクター、アイテム、村で発生する楽しいイベントがますます多彩になっています。また、タッチペンでの操作や2画面を使ったイベントの演出など、DSならでは新規要素も充実しています。 任天堂 発売日 2005年11月23日 価格 4,800円 おいでよ どうぶつの森 公式サイト レビュー 名前 コメント 交流 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/src_c_material/pages/498.html
とびだせ どうぶつの森 改・春妃堂 管理人 538長門素材区分 P 備考